福島県福島市で買取させていただいた、SONY MDR-R10をご紹介します。
ソニー(Sony)は、1946年に設立された日本を代表する多国籍企業で、エレクトロニクス、ゲーム、エンターテインメント、金融サービスなど幅広い分野で事業を展開しています。
ソニーの主な製品には、テレビ、オーディオ機器、カメラ、スマートフォン、ゲーム機(PlayStationシリーズ)などがあります。特に、イメージセンサー市場では世界最大のシェアを持ち、カメラメーカーとしてもトップクラスです。
また、ソニーはエンターテインメント分野でも大きな影響力を持ち、映画や音楽の制作・配信を行っています。ソニー・ピクチャーズやソニー・ミュージックは、その代表的な事業です。
ソニーの本社は東京にあり、世界中に拠点を持っています。その革新的な技術とデザインは、多くの消費者に愛され続けています。

ソニー MDR-R10は、1989年に発売された伝説的な密閉型ヘッドホンで、オーディオ愛好家やプロフェッショナルの間で「究極のヘッドホン」として知られています。このモデルは、ソニーの音響技術の粋を集めて設計され、音質、デザイン、素材のすべてにおいて最高峰を目指した製品です。

MDR-R10の最大の特徴は、振動板に採用されたバイオセルロース素材です。この素材は、自然界のバクテリアが生成する繊維を加工したもので、従来のプラスチック振動板に比べて剛性が高く、音の歪みを抑えながら豊かな音場を実現します。また、ハウジングには樹齢200年以上の会津産ケヤキの無垢材が使用されており、音響特性だけでなく、工芸品のような美しい外観も特徴です。

さらに、イヤーパッドにはギリシャ産ラムスキンを採用し、快適な装着感を提供します。ヘッドバンドはマグネシウム合金製で、軽量かつ耐久性に優れています。これらの素材と設計により、長時間のリスニングでも疲れにくい仕様となっています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 1989年 |
タイプ | 密閉型(クローズド) |
ドライバー | 50mm バイオセルロース振動板 |
再生周波数帯域 | 20Hz – 20kHz |
インピーダンス | 40Ω |
感度 | 100dB/mW |
ケーブル長 | 約3m |
プラグ形状 | ステレオ標準プラグ |
重量 | 約400g(ケーブル除く) |
ハウジング素材 | 会津産ケヤキ無垢材 |
イヤーパッド素材 | ギリシャ産ラムスキン |
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