茨城県取手市で買取させていただいた、JBL 2380Aをご紹介します。
JBL(ジェービーエル)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ノースリッジでジェームス・B・ランシングにより1946年にて設立された音響機器製造会社です。
1969年にジャービス・コーポレーション(現ハーマン・インターナショナル・インダストリーズ)に買収され、その後、韓国のサムスン電子がハーマン・インターナショナル・インダストリーズを買収したことで、その傘下に入りました。

JBL 2380Aは、プロフェッショナルな音響環境で使用されるフラットフロント・バイラジアルホーンで、その優れた指向性と音響性能で知られています。このモデルは、特にスピーカーキャビネットへの埋め込みやコンパクトなクラスター構成を目的として設計されており、広い空間でも均一でクリアな音を提供します。2380Aは、水平90°×垂直40°の指向角を持ち、500Hzから16kHzまでの周波数帯域で一貫した音響特性を実現しています。

このホーンは、49mm(2インチ)のスロート径を持ち、JBLの2441、2445、または2485などのコンプレッションドライバーと互換性があります。また、2327アダプターを使用することで、25mm(1インチ)のスロート径を持つドライバーにも対応可能です。ホーンの設計には、ポリノミアルパワーシリーズの数式に基づくサイドウォール形状が採用されており、滑らかな周波数応答と低歪みを実現しています。この設計により、従来のホーン設計で見られる中音域の狭まりや高音域のビーミング問題が解消されています。

さらに、2380Aは軽量で頑丈な構造を持ち、成形構造フォームで作られたホーンベルにより、共振を防ぎつつ高い耐久性を提供します。このホーンは、単一または複数のホーン/ドライバーシステムで使用する際に、予測可能で一貫した性能を発揮し、クラスター設計を簡素化します。音響のプロフェッショナルにとって、JBL 2380Aは信頼性の高い選択肢となるでしょう。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
タイプ | フラットフロント・バイラジアルホーン |
スロート径 | 49mm(2インチ) |
指向角(水平×垂直) | 90°×40° |
最低動作周波数 | 400Hz |
推奨クロスオーバー周波数 | 500Hz |
材質 | 成形構造フォーム |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 445mm × 279mm × 236mm |
重量 | 2.2kg |
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