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宮城県塩竈市で買取させていただいた、 dynaco PowerMate2200をご紹介します。
Dynacoは、1955年にデビッド・ハフラーとエド・ローランによってアメリカペンシルバニア州フィラデルフィアで設立されました。1960年代から1970年代にかけて、手頃な価格で高品質のオーディオコンポーネントを幅広く提供することで、アメリカのHi-Fiオーディオシステムメーカーとして人気を集めました。
特にST-70真空管ステレオアンプがその代表作です。さらに、真空管およびソリッドステートアンプ、プリアンプ、ラジオチューナー、ブックシェルフスピーカーなども製造していました。
1980年にDynacoは清算されましたが、その商標は現在Radial Engineering Ltd.が所有しています。
Dynacord PowerMate 2200は、プロフェッショナルなオーディオ市場で高い評価を受けるパワードミキサーです。このモデルは、ライブパフォーマンス、常設設備、ホームレコーディングなど、幅広い用途に対応する設計が施されています。特に、ミキサー、アンプ、エフェクトユニット、イコライザー、USBオーディオインターフェースを一体化したオールインワンデザインが特徴です。
PowerMate 2200は、18のモノラル入力と4つのステレオ入力を備え、各入力には3バンドイコライザーが搭載されています。さらに、48Vファンタム電源を提供するマイク入力が18チャンネルあり、コンデンサーマイクの使用にも対応可能です。USBオーディオインターフェースは24ビット/96kHzの高品質な録音と再生をサポートし、PCやMacとの接続が容易です。また、2系統のデジタルエフェクターが内蔵されており、100種類のプリセットと20種類のユーザーメモリーを利用できます。
このミキサーは、1000W×2（4Ω）の強力なアンプ出力を提供し、ライブパフォーマンスでの使用に最適です。さらに、LPNシグナルプロセッシングやスピーカープロテクション機能を搭載しており、音質の向上と機器の保護を実現します。軽量でコンパクトな設計により、持ち運びが容易で、堅牢なカバーがコントロール部を保護します。
【スペック】
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 入力数 | モノラル入力18、ステレオ入力4 |
| マイク入力 | 18チャンネル（48Vファンタム電源対応） |
| USBオーディオインターフェース | 24ビット/96kHz、入出力各4チャンネル |
| デジタルエフェクター | 2系統、100プリセット、20ユーザーメモリー |
| アンプ出力 | 1000W×2（4Ω） |
| 消費電力 | 450W（1/8パワー、4Ω使用時） |
| サイズ | 幅818.5mm×高さ155mm×奥行498.5mm |
| 重量 | 約17kg（カバー含む） |
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