北海道札幌市で買取させていただいた、KONICA コニカ HEXAR Classic 120YEARS HX-14AUTOをご紹介します。
コニカ(KONICA)は、1873年に日本で創業された写真フィルム・カメラメーカーです。創業者の杉浦六三郎が写真材料の販売を開始したことが、その歴史の始まりです。1928年には自社製の写真フィルムを発売し、1933年には国産初の医療用レントゲンフィルムを開発・発売しました。1975年には、世界初のフラッシュ内蔵カメラ「コニカC35EF(ピッカリコニカ)」を発売し、カメラ業界に革新をもたらしました。2003年にミノルタと経営統合し、コニカミノルタ(KONICA MINOLTA)として新たなスタートを切りました。現在は、複合機、プリンター、ヘルスケア機器、産業用計測機器などを扱う企業として事業を展開しています。

Konica HEXAR Classic 120YEARS HX-14AUTOは、1993年にコニカ創立120周年を記念して発売された35mmフィルムカメラの限定モデルです。わずか2,000台が製造され、特別仕様のグレーの専用ボックスに収められ、トッププレートには「120 Years, Since 1873」の刻印が施されています。このモデルは、通常のHEXARとは異なり、露出ブラケット機能が追加され、より多彩な撮影が可能となっています。

標準レンズには、35mm F2.0のUC-Hexanonレンズが搭載されており、シャープで高コントラストな描写が特徴です。このレンズは、ライカのズミクロン35mm F2.0に似た描写を持つと評されることもありますが、設計はニコンの35mm F1.8に近いとも言われています。

カメラ本体は、金属製のボディにラバーグリップを備え、手にしっくりと馴染むデザインです。操作系はシンプルで直感的であり、プログラムオート、絞り優先AE、マニュアル露出など、多彩な撮影モードを備えています。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
発売年 | 1993年(コニカ創立120周年記念モデル) |
発売台数 | 限定2,000台 |
画素数(デジカメ) | 該当なし(フィルムカメラ) |
標準レンズ | UC-Hexanon 35mm F2.0(固定焦点距離) |
レンズ構成 | 7群8枚 |
シャッター速度 | 30秒~1/250秒 |
測光方式 | プログラムオート、絞り優先AE、マニュアル露出 |
フラッシュ | 専用フラッシュHX-14(P-FULLモードで可変絞りシンクロフラッシュ撮影可能) |
ボディ素材 | 金属製ボディ、ラバーグリップ |
サイズ | 約137.5mm(幅)×76.5mm(高さ)×64.5mm(奥行) |
重量 | 約490g(バッテリーなし) |
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