群馬県千代田町で買取させていただいた、LEICA M6 TTL 0.72をご紹介します。
LEICA (ライカカメラ) 社は、カメラや双眼鏡、時計などを世界中で展開する高級ブランドです。長い歴史とドイツの職人技、革新的な技術が融合した製品は、非常に高い評価を受けています。
ライカは、写真の発展にも貢献しており、世界各地にライカギャラリーやライカアカデミーを設立しています。また、「Leica Hall of Fame Award」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」などの文化活動も行っています。
本社はドイツのヘッセン州ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンにも工場があります。さらに、世界各地に拠点を持ち、独自のネットワークで直営店を運営しています。
このように、ライカは高品質な製品と豊かな文化活動で知られるブランドです。

ライカ M6 TTL 0.72 は、1998年から2002年にかけて製造されたフィルムレンジファインダーカメラで、M型ライカシリーズの中でも特に高い人気を誇るモデルです。このカメラは、従来の M6 の基本設計を継承しつつ、TTL(Through The Lens)調光機能を追加することで、ストロボ撮影の利便性を向上させました。ファインダー倍率が 0.72 倍のモデルは、広角レンズから望遠レンズまで幅広い焦点距離に対応し、汎用性の高い選択肢として多くの写真家に愛用されました。M6 TTL 全体では約13万台が製造されたとされています。

標準レンズとしては、ライカ Mマウントの「ズミクロン 50mm F2」や「ズミルックス 50mm F1.4」が定番で、これらのレンズは高い描写力と美しいボケ味を実現します。カメラ本体とレンズの組み合わせは、ポートレートから風景撮影まで幅広い用途に対応できるバランスの良さが魅力です。

M6 TTL 0.72 の特筆すべき機能は、TTL スポット測光方式を採用している点です。この仕組みにより、正確な露出設定が可能で、特に逆光や暗い環境での撮影に威力を発揮します。また、従来モデルよりも大きなシャッターダイヤルを備え、操作性が向上している点も特徴です。シャッター速度は1秒から1/1000秒、B(バルブ)まで対応しており、完全機械式シャッターの採用により、電池が切れた場合でも露出計以外の機能が利用可能です。
さらに、M6 TTL 0.72 のデザインはクラシカルで、トップカバーとベースプレートには真鍮製のクローム仕上げが施されています。この堅牢な構造は長期間の使用に耐えうる信頼性を提供します。また、巻き上げレバー式と巻き戻しクランク式の操作性も優れており、フィルムカメラならではの撮影体験を楽しむことができます。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 1998年 |
製造台数 | 約13万台(M6 TTL 全体) |
マウント | ライカ Mマウント |
シャッター速度 | 1秒~1/1000秒、B(バルブ) |
露出計 | TTLスポット測光 |
ファインダー倍率 | 0.72倍 |
フレームライン | 28mm, 35mm, 50mm, 75mm, 90mm, 135mm |
ボディ素材 | 真鍮製クローム仕上げ |
サイズ | 138×77×38mm |
重量 | 約585g |
電池 | SR44×2またはCR1/3N×1 |
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