宮城県仙台市で買取させていただいた、Canon EF 16-35 2.8 L IIをご紹介します。
キヤノン株式会社は、1937年に創業された日本の多国籍企業です。本社は東京都大田区に位置しています。キヤノンは、カメラ、レンズ、プリンター、事務機、商業印刷機、医療システム、産業機器など、幅広い製品を提供しています。
キヤノンの社名は、観音(Kannon)から来ています。1934年、同社が開発した日本初の35mm焦点面シャッター式カメラに「Kwanon」という名前を付けました。観音は仏教における慈悲の神であり、この名前はカメラの成功を祈る意味が込められています。その後、「Canon」という名称に変更されました。

キヤノン EF 16-35mm F2.8L II USM は、2007年に登場したプロフェッショナルからハイアマチュアまで幅広く支持される超広角ズームレンズです。マウントはキヤノンEFマウントで、フルサイズセンサーを搭載したEOSシリーズの一眼レフカメラに対応しています。APS-C機にも装着可能ですが、その場合は画角が1.6倍相当となり、約26-56mm相当の焦点距離で使用できます。

このレンズ最大の魅力は、16mmという超広角域から35mmまでをカバーするズームレンジです。風景・建築・インテリア・スナップなど、広い視野を必要とする撮影に最適で、広角端では遠近感を強調したダイナミックな構図が可能です。開放F値2.8の明るさを備えており、暗所でもシャッタースピードを確保しやすく、被写体を際立たせる表現にも対応できます。

描写性能においては、3枚の高精度非球面レンズと2枚のUDレンズを採用することで、周辺部までシャープで高解像な描写を実現。ゴーストやフレアの抑制性能も高く、逆光下でも安心して撮影できます。さらに、簡易防塵防滴構造を備えており、屋外や多少の悪天候下でも安心して使用できる信頼性を持ちます。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| マウント | キヤノンEFマウント |
| 対応カメラ | フルサイズEOS一眼レフ、APS-C機 |
| 焦点距離 | 16-35mm |
| 開放F値 | F2.8 |
| レンズ構成 | 12群16枚 |
| 絞り羽根枚数 | 7枚(円形絞り) |
| 最小絞り | F22 |
| 最短撮影距離 | 0.28m |
| 最大撮影倍率 | 0.22倍(35mm時) |
| フィルター径 | 82mm |
| 最大径×長さ | φ88.5mm × 111.6mm |
| 質量 | 約640g |
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