山形県長井市で買取させていただいた、Canon EF 28-300mm 1:3.5-5.6 L IS USMをご紹介します。
キヤノン株式会社は、1937年に創業された日本の多国籍企業です。本社は東京都大田区に位置しています。キヤノンは、カメラ、レンズ、プリンター、事務機、商業印刷機、医療システム、産業機器など、幅広い製品を提供しています。
キヤノンの社名は、観音(Kannon)から来ています。1934年、同社が開発した日本初の35mm焦点面シャッター式カメラに「Kwanon」という名前を付けました。観音は仏教における慈悲の神であり、この名前はカメラの成功を祈る意味が込められています。その後、「Canon」という名称に変更されました。

Canon EF 28-300mm f/3.5-5.6L IS USMの最大の特徴は、28mmから300mmまでの広いズームレンジを持ちながら、Lレンズならではの高い描写性能を備えている点です。非球面レンズやUDレンズを採用することで、色収差を抑え、シャープな描写を実現しています。また、手ブレ補正機能(IS)を搭載しており、望遠撮影時の手ブレを軽減し、安定した撮影が可能です。特に300mmの望遠域では、遠くの被写体を大きく捉えることができるため、スポーツや野生動物撮影にも向いています。

このレンズはプッシュプル式のズーム機構を採用しており、ズームリングを回すのではなく、前後にスライドさせることで焦点距離を変更できます。この機構により、素早く構図を決めることができるため、動きの速い被写体を撮影する際に便利です。ただし、ズーム操作に慣れが必要であり、一般的な回転式ズームに比べて操作感が異なる点には注意が必要です。

描写性能に関しては、Lレンズらしい高い解像度とコントラストを持ち、特に望遠域ではシャープな画質を維持します。一方で、広角端では若干の歪曲収差が見られることがあり、建築写真などでは補正が必要になる場合があります。また、開放F値が3.5-5.6と変動するため、暗所での撮影ではISO感度を上げるか、三脚を使用するなどの工夫が求められます。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年月 | 2004年6月 |
マウント | Canon EF |
レンズ構成 | 16群23枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚 |
最小絞り | F22-38 |
最短撮影距離 | 0.7m |
最大撮影倍率 | 0.3倍(300mm時) |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | 92mm × 184.7mm |
重量 | 1670g(本体のみ) |
手ブレ補正効果 | 約3.0段分 |
防塵・防滴 | 対応 |
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