静岡県伊豆市で買取させていただいた、Canon EF 500mm 1:4.5 Lをご紹介します。
キヤノン株式会社は、1937年に創業された日本の多国籍企業です。本社は東京都大田区に位置しています。キヤノンは、カメラ、レンズ、プリンター、事務機、商業印刷機、医療システム、産業機器など、幅広い製品を提供しています。
キヤノンの社名は、観音(Kannon)から来ています。1934年、同社が開発した日本初の35mm焦点面シャッター式カメラに「Kwanon」という名前を付けました。観音は仏教における慈悲の神であり、この名前はカメラの成功を祈る意味が込められています。その後、「Canon」という名称に変更されました。

キヤノン EF 500mm F4.5L USM は、1992年3月に発売された超望遠単焦点レンズです。キヤノンのEFマウントに対応し、フルサイズおよびAPS-Cセンサー搭載のEOSシリーズのカメラに装着可能です。特に、スポーツや野生動物の撮影に適したレンズとして、多くのプロフェッショナルフォトグラファーに愛用されました。
このレンズの最大の特徴は、500mmという長焦点距離を持ちながら、比較的コンパクトな設計が施されている点です。従来の500mm F4レンズと比べて軽量で、質量は約3,000gに抑えられています。これにより、手持ち撮影も可能となり、機動性を重視する撮影者にとって大きなメリットとなりました。

光学系には蛍石レンズとUD(Ultra Low Dispersion)レンズが採用されており、色収差を徹底的に抑えた高画質を実現しています。特に、遠距離の被写体を撮影する際にもシャープな描写が可能で、細部までクリアな画像を得ることができます。また、リングUSM(Ultrasonic Motor)を搭載しており、静粛かつ高速なオートフォーカスを実現。フォーカスプリセット機能も備えており、特定の距離に瞬時にフォーカスを合わせることが可能です。
このレンズは、スポーツ撮影や野生動物撮影に最適です。例えば、サッカーやモータースポーツの撮影では、遠くの選手や車両を大きく捉えることができ、迫力ある写真を撮影できます。また、野鳥撮影では、被写体に近づくことが難しい場面でも、遠距離から鮮明な写真を撮ることが可能です。
EF 500mm F4.5L USM は、軽量でありながら高い光学性能を備えた超望遠レンズとして、長年にわたり多くのフォトグラファーに支持されてきました。特に、スポーツや野生動物撮影において、その描写力と機動性の高さが評価されています。エクステンダーEF 1.4Xや2Xを使用することで、さらに焦点距離を伸ばすことも可能で、幅広い撮影シーンに対応できるレンズです。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 1992年3月 |
マウント | キヤノンEFマウント |
焦点距離 | 500mm |
最大絞り | F4.5 |
最小絞り | F32 |
レンズ構成 | 7群8枚(蛍石レンズ1枚、UDレンズ1枚) |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 5m |
最大撮影倍率 | 0.11倍 |
フィルター径 | 48mm(ドロップインフィルター) |
最大径×長さ | 130mm × 390mm |
質量 | 約3,000g |
AF方式 | リングUSM |
手ブレ補正 | なし |
対応カメラ | キヤノンEOSシリーズ(フルサイズ・APS-C) |
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