福岡県篠栗町で買取させていただいた、CarlZeiss カールツァイス distagon 2.8/21 T をご紹介します。
カール・ツァイス(Carl Zeiss)は、1846年にドイツ・イェーナで光学技術者カール・ツァイスによって創設された光学機器メーカーです。創業当初、ツァイスは顕微鏡の製造を手がけ、1866年には物理学者エルンスト・アッベと協力し、光学理論に基づく製造方法を確立しました。また、化学者オットー・ショットの開発した光学ガラスが、ツァイスの製品に使用され、品質向上に寄与しました。現在、カール・ツァイス AG は、産業品質検査用機器、医療機器、消費者向け光学製品、半導体製造技術の4つの主要な分野で事業を展開しています。具体的には、顕微鏡や三次元測定機、眼科用機器、カメラレンズ、双眼鏡、プラネタリウムなど、幅広い光学製品を提供しています。本社は南ドイツのオーバーコッヘンにあり、イェーナには創業の地として重要な拠点が設けられています。

Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21は、ツァイスの伝統と現代技術が融合した超広角単焦点レンズで、風景や建築、環境ポートレートなどに最適な一本です。対応マウントはCanon EF、Nikon F(ZF/ZF.2)、Pentax K(ZK)などがあり、フルサイズ一眼レフカメラに装着可能。焦点距離21mmという広角ながら、歪曲収差が極めて少なく、直線を忠実に描写できるため、建築写真にも強みを発揮します。

最大の特徴は、開放F2.8から驚くほどシャープな描写力と、ツァイス独自のT*コーティングによる高いコントラストと色再現性。特に「マイクロコントラスト」と呼ばれる微細な階調表現が秀逸で、被写体の立体感を際立たせます。最短撮影距離は22cmと寄れるため、広角ながら被写体に迫るダイナミックな構図も可能。ボケ味も自然で、背景との距離感を活かした表現が楽しめます。

マニュアルフォーカス専用ですが、フォーカスリングのトルクは滑らかで精密。金属製鏡筒の質感も高く、所有欲を満たす仕上がりです。逆光耐性も高く、フレアやゴーストの発生を抑えながら、光のニュアンスを美しく描写します。風景、建築、ストリート、ドキュメンタリーなど、空間の広がりと奥行きを活かした撮影に最適。特に「空気感」や「臨場感」を求めるフォトグラファーにとって、唯一無二の描写力を持つレンズです。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
マウント | Canon EF / Nikon F(ZF/ZF.2) / Pentax K(ZK) |
対応フォーマット | フルサイズ |
焦点距離 | 21mm |
絞り範囲 | F2.8〜F22 |
レンズ構成 | 13群16枚 |
最短撮影距離 | 約0.22m |
最大撮影倍率 | 0.2倍 |
フィルター径 | 82mm |
コーティング | Carl Zeiss T*マルチコーティング |
フォーカス方式 | マニュアルフォーカス(MF) |
重量 | 約600g |
推奨被写体 | 風景、建築、環境ポートレート、ストリート |
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