栃木県鹿沼市で買取させていただいた、CONTAX Planar 2/80をご紹介します。
CONTAX(コンタックス)は、ドイツのカメラブランドで、元々はツァイス・イコン(Zeiss Ikon)が1930年代に立ち上げました。高品質な35mmフィルムカメラや中判カメラで知られ、特にカール・ツァイス製のレンズを搭載していたことが特徴です。1970年代から1990年代にかけて、CONTAXは電子制御を取り入れた一眼レフやレンジファインダー型カメラで人気を集めました。
最終的には、京セラが所有していた時期もあり、2000年代初頭にカメラ事業を終了し、ブランドは消滅しました。しかし、CONTAXのカメラやレンズは現在でも高い評価を受けており、特にフィルムカメラ愛好者の間で人気があります。

今回の商品、Planar 2/80は、カール・ツァイスによる設計で知られる中判カメラ用のレンズで、特にポートレート撮影においてその性能が際立っています。このレンズは、CONTAX 645システムに対応しており、645フォーマットのカメラで使用されることが一般的です。
マウントと装着可能なカメラとしては、CONTAX 645マウントを採用しており、CONTAX 645カメラに直接装着可能です。また、マウントアダプターを使用することで、富士フイルムGFXシリーズなどの中判ミラーレスカメラにも対応可能です。この柔軟性により、現代のデジタルカメラでもその魅力を活かすことができます。

レンズの映り方と特徴は、開放値f/2の明るいレンズで、浅い被写界深度を活かした美しいボケを生み出します。特にポートレート撮影では、被写体を際立たせながら背景を柔らかくぼかすことが可能です。また、カール・ツァイスのTコーティングが施されており、色収差やフレアを抑え、シャープでクリアな画像を提供します。
最適な被写体として、このレンズは、ポートレート撮影に最適であり、被写体の肌の質感や立体感を美しく表現します。また、風景撮影や静物撮影にも適しており、細部まで鮮明に描写する能力があります。特に中判フォーマットのカメラで使用することで、画像に豊かな階調と立体感を加えることができます。
レンズの種類は、標準レンズに分類されますが、その焦点距離と明るさにより、中望遠レンズとしても使用可能です。広角レンズではありませんが、標準画角での撮影において非常に優れた性能を発揮します。
こちらの商品は、浅い被写界深度を活かした美しいボケを求める写真家におすすめ。特にポートレートや静物撮影を楽しむ方、また高品質な描写力を重視するプロや愛好家に最適です。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
焦点距離 | 80mm |
最大絞り値 | f/2 |
マウント | CONTAX 645 |
コーティング | T*コーティング |
対応フォーマット | 中判(645フォーマット) |
重量 | 約700g |
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