北海道旭川市で買取させていただいた、LEITZ ELMARIT 2.8/28をご紹介します。
LEITZ(ライツ)は、1849年にカール・ケルナーによってドイツ・ヴェッツラーで設立された光学機器メーカーです。その後、エルンスト・ライツ一世が事業を引き継ぎ、発展させました。技師オスカー・バルナックにより、世界初の35mmフィルムカメラ「ライカ(Leica)」が開発され、写真の世界に革新をもたらしました。現在はLeica Camera AGとして、M型レンジファインダーカメラやプレミアムシネマレンズなど、高品質な製品で世界的に高い評価を得ています。

ライツ(Leitz)ELMARIT 2.8/28は、ライカMマウントに対応した広角レンズで、コンパクトな設計とクラシカルな描写が魅力の一本です。ELMARITはライカの伝統的なレンズシリーズのひとつで、f/2.8の開放値を持つレンズに付けられる名称です。28mmという焦点距離は広角としては扱いやすく、風景やスナップ、建築、旅行記録など幅広い撮影に適しています。

本レンズは1965年の初代発売から数世代にわたり製造され、特に1970年代前半までのモデルは鏡胴に「Leitz」銘が刻まれています。それ以降は「Leica」銘に変更されました。世代ごとに光学設計やフィルター径、重量が異なり、初代はE48フィルター径、第2世代はE49、第3世代以降はE46を採用しています。重量は約250g〜290gの範囲で世代により差があります。

ライカM型レンジファインダー機に装着可能で、代表的な対応機種にはM6、M7、MP、M10、M11などがあります。M3に装着する場合は28mmのブライトフレームが内蔵されていないため、外付けファインダーが必要です。また、アダプターを使えばソニーαシリーズや富士フイルムXシリーズなどのミラーレス機にも装着でき、オールドレンズならではの味わい深い描写を楽しめます。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| マウント | ライカMマウント |
| 対応カメラ | ライカM型レンジファインダー機、ミラーレス(アダプター使用) |
| 焦点距離 | 28mm |
| 最大絞り | f/2.8 |
| 最小絞り | f/22 |
| レンズ構成 | 6群8枚(世代により異なる) |
| 最短撮影距離 | 約0.7m |
| フィルター径 | E48(1st)/E49(2nd)/E46(3rd以降) |
| サイズ(最大径×長さ) | 約53×40mm(参考値) |
| 重量 | 約250g〜290g(世代による) |
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