静岡県静岡市で買取させていただいた、CONTAX 645をご紹介します。
CONTAX(コンタックス)は、ドイツのカメラブランドで、元々はツァイス・イコン(Zeiss Ikon)が1930年代に立ち上げました。高品質な35mmフィルムカメラや中判カメラで知られ、特にカール・ツァイス製のレンズを搭載していたことが特徴です。1970年代から1990年代にかけて、CONTAXは電子制御を取り入れた一眼レフやレンジファインダー型カメラで人気を集めました。
最終的には、京セラが所有していた時期もあり、2000年代初頭にカメラ事業を終了し、ブランドは消滅しました。しかし、CONTAXのカメラやレンズは現在でも高い評価を受けており、特にフィルムカメラ愛好者の間で人気があります。

今回の商品、645は、1999年に京セラが発売した中判フィルムカメラです。販売台数は正確な記録が残されていないものの、短期間の生産にもかかわらず中古市場で高い人気を誇っています。このカメラは、645判(6×4.5センチ)の画面サイズで撮影が可能で、一般的な35mmフィルムよりも大きな120フィルムを使用します。これにより、プロの現場でも使用される高画質な作品を得ることができます。
標準レンズとしては、Carl Zeiss製の「Planar T 80mm F2」がセットで販売されていました。このレンズは開放値F2という非常に明るい特性を持ち、柔らかなボケや豊かな階調を楽しむことができます。高速シャッターとの相性も良く、撮影の幅を広げることが可能です。

645の特性として、最高速度1/4000秒の高速シャッターが挙げられます。中判カメラの弱点であるシャッター速度の遅さを克服し、35mmフィルム一眼レフに匹敵する性能を実現しました。また、モダンで滑らかなデザインと使いやすい操作系が特徴で、多くのユーザーから高い評価を受けています。さらに、フィルムバックを交換することでデジタルバックを装着可能で、デジタルカメラとしても使用できる柔軟性を持っています。
高品質な写真を追求するプロやハイアマチュアに最適です。風景やポートレート撮影で中判フィルムならではの豊かな階調と深みを求める方におすすめです。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 1999年 |
販売台数 | 不明 |
標準レンズ | Planar T 80mm F2 |
シャッター速度 | 1/4000秒 |
フィルムサイズ | 120フィルム(645判) |
特性 | 高速シャッター、モダンデザイン |
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