福岡県糸島市で買取させていただいた、FUJI GA645 professionalをご紹介します。
Fujifilm(富士フイルム)は、1934年 (昭和 9年)に写真フィルムの国産化を目指すため、大日本セルロイド(現・ ダイセル)の 写真 事業を分社化する形で、 富士写真フイルム株式会社 として設立されました。
Fujifilmは、カメラ、デジタルカメラ、X線写真、写真用フィルム、映画用フィルム、印画紙(プリント)、現像装置などの写真システム全般を製造・販売しています。さらに、複写機などのOA機器、ディスプレイ用フィルム部材、刷版、印刷システム、医薬品、医療機器、化粧品、健康食品、高機能化学品など、多岐にわたる製品を取り扱っています。

FUJI GA645 Professionalは、1995年7月1日に発売された中判フィルムカメラで、世界初のオートフォーカス機能を搭載したモデルです。このカメラは、6×4.5判のフィルムを使用し、コンパクトながらも高画質な撮影が可能な点が特徴です。フィルムカメラのため画素数の概念はありませんが、35mm判の約2.7倍の面積を持つため、緻密な描写力と豊かな階調表現を実現します。
標準レンズには、スーパーEBCフジノン60mm F4が搭載されており、35mm判換算で約37mm相当の画角を持ちます。このレンズは、スーパーEBCマルチコーティング技術により、ゴーストやフレアを抑え、クリアでシャープな画像を描写することが可能です。

GA645 Professionalの特性として、ハイブリッドオートフォーカス機能を採用しており、近距離では赤外アクティブ型、遠距離では外光パッシブ型を自動的に使い分けることで、高精度なピント合わせを実現しています。また、プログラムAE、絞り優先AE、マニュアル露出の3つの露出制御方式を備えており、撮影意図に応じた設定が可能です。
フィルムの装填は完全自動で、スタートマーク合わせ不要のオートローディング機構を採用しており、フィルムのセットが簡単に行えます。さらに、撮影データの写し込み機構を備えており、日付や撮影モード、絞り値、シャッタースピードなどの情報をフィルムの画面外に記録することができます。
携帯性にも優れており、レンズが沈胴式のため、電源オフ時にはボディ内に収納され、厚さ約6.6cmのコンパクトなサイズになります。また、内蔵ストロボ(GN12 / ISO100)を搭載しており、撮影距離に応じた発光量の自動制御が可能です。
このカメラは、フィルムカメラの利便性と高画質を両立させたモデルであり、コンパクトながらも本格的な撮影が楽しめる点が魅力です。フィルムカメラに興味がある方にとって、使いやすく、かつ高品質な写真を撮影できる一台と言えるでしょう。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 1995年7月1日 |
フィルムサイズ | 6×4.5判 |
標準レンズ | スーパーEBCフジノン 60mm F4(35mm判換算37mm相当) |
オートフォーカス | ハイブリッドAF(赤外アクティブ型+外光パッシブ型) |
露出制御 | プログラムAE / 絞り優先AE / マニュアル露出 |
フィルム装填 | 完全自動オートローディング |
内蔵ストロボ | GN12 / ISO100 |
携帯性 | 沈胴式レンズ採用、厚さ約6.6cm |
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