北海道網走市で買取させていただいた、HASSELBLAD 500C/M をご紹介します。
Hasselblad(ハッセルブラッド)は、1841年に設立されたスウェーデンのカメラメーカーで、中判カメラとレンズの製造で知られています。
第二次世界大戦中にはスウェーデン軍のために航空カメラを製造し、さらに、1960年代にはアポロ計画での写真撮影に使用され、世界中でその名を知られるようになりました。
現在、ハッセルブラッドはXシステムやVシステムなど、さまざまなカメラシステムを提供しており、プロフェッショナルからアマチュアまで多くのユーザーに支持されています。

ハッセルブラッド 500C/Mは、1970年にスウェーデンで登場した中判フィルムカメラで、プロフェッショナルやハイアマチュアの間で高い評価を得たモデルです。前身の500Cからの大きな改良点は、フォーカシングスクリーンが交換可能になった点で、これにより撮影者のニーズに応じたスクリーンの選択が可能になりました。また、6×6cmの正方形フォーマットを採用し、コンパクトな構造ながら高解像度で柔らかい描写を実現。

標準レンズにはカール・ツァイス製のPlanar T* 80mm F2.8が付属し、その立体感のある柔らかな描写はポートレートや風景撮影に最適です。このレンズはT*コーティングを採用し、優れた色再現性とフレアの低減を実現しており、ハッセルブラッドの名声を支える重要な要素となっています。

500C/Mは完全機械式の一眼レフカメラで、レンズシャッター方式を採用。これにより全速フラッシュ同調が可能で、スタジオ撮影や屋外フラッシュ撮影での使い勝手が抜群です。モジュール構造を特徴とし、フィルムマガジンやレンズ、ファインダーを自由に交換できるため、さまざまな撮影スタイルに対応します。特にA12フィルムマガジン(12枚撮り)は標準的な装備として広く使用されました。
操作には独特のコツが必要ですが、それを習得することでカメラとの一体感が得られます。その結果、現在でも多くの写真家に愛され、「一生モノ」として語られる存在です。このカメラは、シンプルな操作性と卓越した描写力を持つクラシックカメラの代表格として知られています。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 1970年 |
画素数(フィルム) | 該当なし(フィルムカメラ) |
販売台数 | 非公開(非常に多く流通) |
フィルムフォーマット | 120フィルム(6×6cmフォーマット) |
シャッター方式 | レンズシャッター(B~1/500秒) |
標準レンズ | Carl Zeiss Planar T* 80mm F2.8 |
ファインダー | ウエストレベルファインダー(交換可能) |
フィルムマガジン | A12(12枚撮り、交換式) |
特徴 | モジュール構造、全速フラッシュ同調、機械式操作 |
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