広島県大竹市で買取させていただいた、HASSELBLAD 500C/Mをご紹介します。
Hasselblad(ハッセルブラッド)は、1841年に設立されたスウェーデンのカメラメーカーで、中判カメラとレンズの製造で知られています。
第二次世界大戦中にはスウェーデン軍のために航空カメラを製造し、さらに、1960年代にはアポロ計画での写真撮影に使用され、世界中でその名を知られるようになりました。
現在、ハッセルブラッドはXシステムやVシステムなど、さまざまなカメラシステムを提供しており、プロフェッショナルからアマチュアまで多くのユーザーに支持されています。

ハッセルブラッド 500C/Mは、1968年にスウェーデンのハッセルブラッド社から発売された中判フィルムカメラで、6×6cmのスクエアフォーマットを採用した一眼レフ機です。前モデル500Cの改良版として登場し、ファインダースクリーンの交換が可能になった点が大きな進化でした。販売台数は公表されていませんが、500Cが約76,700台生産されたことから、500C/Mもそれに匹敵するかそれ以上の台数が市場に出回ったと推測されます。

標準レンズには、カールツァイス製のPlanar T* 80mm F2.8が採用されており、柔らかく立体感のある描写が魅力。ポートレート、風景、スナップなど幅広い撮影に対応できる万能レンズとして高い人気を誇ります。レンズシャッター方式を採用しているため、全シャッター速度でストロボ同調が可能で、スタジオ撮影にも理想的です。

カメラの特性としては、完全機械式で電池不要、堅牢な造りとモジュール式の設計が魅力。ボディ・レンズ・ファインダー・フィルムマガジンがすべて交換可能で、撮影スタイルに応じた柔軟な構成が可能です。ウエストレベルファインダーを通した独特の撮影体験や、シャッター音の「バコッ」という重厚な響きも多くのファンを惹きつけています。操作には独特の「作法」が求められますが、それゆえに撮影者との一体感が生まれ、写真表現の奥深さを味わえる名機といえるでしょう。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 1968年 |
フィルムフォーマット | 120フィルム(6×6cm) |
シャッター方式 | レンズシャッター(Compur製) |
シャッター速度 | 1秒〜1/500秒 |
ファインダー | ウエストレベルファインダー(交換式) |
マウント | ハッセルブラッドVマウント |
標準レンズ | Carl Zeiss Planar T* 80mm F2.8 |
フィルムマガジン | A12(12枚撮り) |
サイズ | 約90×90×100mm(ファインダー含む) |
重量 | 約1,400g(レンズ・マガジン含む) |
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