長野県長野市で買取させていただいた、HASSELBLAD 501C をご紹介します。
Hasselblad(ハッセルブラッド)は、1841年に設立されたスウェーデンのカメラメーカーで、中判カメラとレンズの製造で知られています。
第二次世界大戦中にはスウェーデン軍のために航空カメラを製造し、さらに、1960年代にはアポロ計画での写真撮影に使用され、世界中でその名を知られるようになりました。
現在、ハッセルブラッドはXシステムやVシステムなど、さまざまなカメラシステムを提供しており、プロフェッショナルからアマチュアまで多くのユーザーに支持されています。

ハッセルブラッド 501Cは、フィルムカメラの黄金時代を象徴する中判カメラで、プロフェッショナルや愛好家の間で広く愛されてきたモデルです。このカメラは、優れた光学性能と頑丈な構造を備え、写真撮影の芸術性を追求するユーザーにとって理想的な選択肢となっています。

501Cは1994年に発売され、クラシックなVシリーズの伝統を受け継ぎつつ、改良された設計を取り入れています。本モデルは、特に反射防止処理が施されたミラーや軽量化されたパーツを採用し、使いやすさと信頼性が向上しています。このカメラの特徴は、モジュール式の設計であり、レンズ、フィルムバック、ファインダーを自由に交換できる点です。これにより、さまざまな撮影条件やスタイルに柔軟に対応できます。

標準装備のレンズには、カールツァイス社製のPlanar 2.8/80 Cが採用されています。このレンズは、優れた解像力とコントラスト性能を持ち、ポートレートや風景写真に最適です。また、絞り値とシャッタースピードを連動させる設計により、直感的な操作が可能で、クリエイティブな撮影に役立ちます。
501Cは販売台数に関する公式な記録はないものの、プロフェッショナルやアート写真家の間で高い評価を受け、多くの名作がこのカメラを通じて生み出されました。その特性として、フィルム特有の柔らかなトーンと豊かな階調再現が挙げられます。また、中判ならではの大きなフィルムサイズ(6×6フォーマット)は、被写体のディテールを際立たせ、迫力のある作品を生み出すことができます。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 1994年 |
販売台数 | 非公表(プロフェッショナル市場で高評価) |
フィルムフォーマット | 6×6 cm(120/220フィルム対応) |
標準レンズ | Carl Zeiss Planar 2.8/80 C |
シャッター速度 | 1秒~1/500秒+B |
フォーカス方式 | マニュアルフォーカス |
重量 | 約1,200 g(レンズ、フィルムバック含む) |
ファインダー | ウェストレベルファインダー(交換可能) |
モジュール設計 | レンズ、フィルムバック、ファインダー交換可能 |
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