広島県大竹市で買取させていただいた、HASSELBLAD 503CWをご紹介します。
Hasselblad(ハッセルブラッド)は、1841年に設立されたスウェーデンのカメラメーカーで、中判カメラとレンズの製造で知られています。
第二次世界大戦中にはスウェーデン軍のために航空カメラを製造し、さらに、1960年代にはアポロ計画での写真撮影に使用され、世界中でその名を知られるようになりました。
現在、ハッセルブラッドはXシステムやVシステムなど、さまざまなカメラシステムを提供しており、プロフェッショナルからアマチュアまで多くのユーザーに支持されています。

ハッセルブラッド 503CWは、スウェーデンの名門カメラメーカーが誇る中判一眼レフカメラで、1996年に登場しました。クラシックなVシリーズの後期モデルの一つであり、プロフェッショナルフォトグラファーから熱烈な支持を受け、約10年間にわたり製造されました(2006年頃まで生産、その後も一部は販売継続)。

代表的な標準レンズとして組み合わせられるのは、カール・ツァイス製 Planar T* 80mm f/2.8。中判カメラにおける“標準画角”を担い、シャープネスと美しいボケ味を両立し、ポートレートから風景まで幅広く対応します。T*コーティングによりフレアやゴーストを抑え、豊かな階調表現が可能です。なお、503CWはボディ単体販売も行われていたため、常にこのレンズが付属していたわけではありません。

503CWの最大の特長は、モジュール構造による柔軟性です。レンズ、フィルムマガジン、ファインダー、巻き上げクランクなどをすべて交換可能で、撮影スタイルに応じたカスタマイズが可能。さらに、専用アクセサリー(SCA390アダプタなど)を用いたTTLフラッシュ測光に対応し、フラッシュ撮影時の露出精度が向上しました。また、別売のワインダーCWを装着すれば自動巻き上げが可能となり、機動性も高まります。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
発売年 | 1996年 |
フィルムフォーマット | 120/220 ロールフィルム(6×6cm) |
シャッター方式 | レンズシャッター(機械式) |
シャッター速度 | 1秒〜1/500秒、B(バルブ) |
ファインダー | ウェストレベルファインダー(交換可能、プリズムファインダー対応) |
標準レンズ | Carl Zeiss Planar T* 80mm f/2.8 |
TTLフラッシュ測光 | 対応(専用アクセサリ使用時) |
フィルムマガジン | 交換式(A12、A16など) |
ワインダー | ワインダーCW対応(別売、自動巻き上げ可能) |
サイズ | 約90×90×150mm(レンズ含む) |
重量 | 約1,300g(レンズ・マガジン含む) |
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