静岡県静岡市で買取させていただいた、makina 67 PLAUBELをご紹介します。
Plaubel(プラウベル)は、1902年にドイツで創業されたカメラメーカーです。1911年に登場した「Makina」は、コンパクトな蛇腹式カメラとして高い評価を得ました。戦後は大型ビューカメラや中判カメラの製造に注力し、多くのプロフェッショナルから支持されました。
1975年に日本の土居インターナショナルに買収され、当時の社長である土居君雄はカメラ販売店「カメラのドイ」を成功させた実業家で、著名なカメラコレクターとしても知られています。1980年代後半に製造は終了しましたが、現在でもクラシックカメラとして多くの愛好家に高く評価されています。

Plaubel Makina 67は、1978年に発売された中判フィルムカメラで、写真愛好家やプロフェッショナルに愛され続ける名機です。このカメラは、折りたたみ式の蛇腹構造を採用しており、コンパクトながらも高品質な写真を撮影できる点が特徴です。販売台数は正確には不明ですが、現在でも中古市場で高い人気を誇り、希少価値が高いカメラとして知られています。
標準レンズとしては、ニコン製の「Nikkor 80mm F2.8」が搭載されており、このレンズは高い描写力と柔らかなボケを提供します。特にポートレートや風景撮影において、その性能を最大限に発揮します。また、シャッター速度はB(バルブ)から1/500秒まで対応しており、幅広い撮影条件に対応可能です。

Plaubel Makina 67の特性として、レンジファインダー方式を採用している点が挙げられます。これにより、正確なピント合わせが可能で、撮影者の意図を忠実に反映した写真を得ることができます。また、露出計にはガリウムヒ素ダイオード(GPD)受光素子を使用しており、精度の高い露出設定が可能です。さらに、蛇腹構造によりカメラを折りたたむことができ、持ち運びが容易である点も魅力です。
このカメラは、ドイツのPlaubel社が日本の企業「カメラのドイ」に買収された後に開発されました。設計には日本の技術者が関与しており、ドイツの伝統的なカメラ製造技術と日本の革新的な技術が融合した結果、Plaubel Makina 67が誕生しました。その結果、質実剛健なデザインと高性能なレンズが組み合わさった、理想的な中判カメラが完成しました。
クラシックなデザインと高性能を兼ね備えたカメラで、写真撮影の楽しさを最大限に引き出してくれる一台です。コンパクトさと中判フィルムの高画質を求めるプロや写真愛好家に最適です。風景やポートレート撮影で、繊細な描写と豊かなボケを求める方におすすめします。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 1978年 |
販売台数 | 不明 |
標準レンズ | Nikkor 80mm F2.8 |
シャッター速度 | B~1/500秒 |
フィルムサイズ | 120フィルム(6×7判) |
特性 | 蛇腹構造、レンジファインダー、露出計搭載 |
ニーゴ・リユースは Plaubelのカメラを強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまったカメラは、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。
どんなに古くても、壊れていても商品1点から直営店のスタッフが静岡県・山梨県・神奈川県のどこへでもお伺いしますので、オーディオ楽器カメラの事はお気軽にご相談ください。