北海道上富良野町で買取させていただいた、PLAUBEL makina67 2.8/80 をご紹介します。
Plaubel(プラウベル)は、1902年にドイツで創業されたカメラメーカーです。1911年に登場した「Makina」は、コンパクトな蛇腹式カメラとして高い評価を得ました。戦後は大型ビューカメラや中判カメラの製造に注力し、多くのプロフェッショナルから支持されました。
1975年に日本の土居インターナショナルに買収され、当時の社長である土居君雄はカメラ販売店「カメラのドイ」を成功させた実業家で、著名なカメラコレクターとしても知られています。1980年代後半に製造は終了しましたが、現在でもクラシックカメラとして多くの愛好家に高く評価されています。

Plaubel Makina 67は、1978年に発表され、1979年に販売が開始された中判レンジファインダーカメラです。PLAUBEL makina 67 2.8/80は、1979年に発売された中判フィルムカメラで、ドイツの老舗カメラメーカーPLAUBELが製造したモデルです。120フィルムを使用し、6×7フォーマットで撮影できるこのカメラは、コンパクトながらも高品質な描写力を誇り、多くの写真家に愛されました。

このカメラの最大の特徴は、蛇腹構造を採用している点です。撮影時にはレンズ部分を引き出し、収納時には折りたたむことでコンパクトに持ち運ぶことができます。この設計により、中判カメラでありながら携帯性に優れ、旅行やアウトドア撮影にも適しています。また、レンジファインダー方式を採用しており、ファインダー内の二重像を合わせることで正確なピント合わせが可能です。

露出計も内蔵されており、電源にはLR44電池2個を使用します。測光方式は中央部重点測光で、ファインダー内のLED表示により適正露出を確認できます。フィルム感度設定はISO25~1600に対応しており、幅広い撮影環境で使用可能です。シャッターはコパル#0レンズシャッターを採用し、B(バルブ)から1秒~1/500秒までの設定が可能です。フィルター径は58mmで、各種フィルターを装着して撮影の幅を広げることができます。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 1979年 |
フィルム形式 | 120フィルム |
撮影フォーマット | 6×7 |
販売台数 | 約10,000台(推定) |
撮影枚数 | 10枚 |
レンズ | Nikkor 80mm F2.8(固定式) |
レンズ構成 | 4群6枚 |
焦点距離(35mm換算) | 約40mm |
フィルター径 | 58mm |
露出計 | 内蔵(LR44電池2個使用) |
測光方式 | 中央部重点測光 |
シャッター | コパル#0レンズシャッター(B~1/500秒) |
カメラ形式 | レンジファインダー |
特徴 | 蛇腹構造、コンパクト設計 |
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