宮城県角田市で買取させていただいた、ZENZA BRONICA ETR Si 1:2.8 75mm をご紹介します。
Zenza Bronica(ゼンザ・ブロニカ)は、1950年代に日本で創業されたカメラメーカーで、日本国内外で高い評価を受ける中判カメラを生み出しました。このブランドは、当時のカメラ業界において確固たる地位を築き、特にそのモジュール設計と高性能な中判カメラは、商業写真家やプロフェッショナルなカメラマンに愛される存在でした。
現在、Zenza Bronicaは製造を終了していますが、多くの写真家にとって今でも価値のあるカメラとして認識されています。

ゼンザブロニカ ETR Si は、1990年に登場した中判フィルム一眼レフカメラで、ETRシリーズの最終モデルにあたります。6×4.5cm判フォーマットを採用し、スタジオ撮影から風景・ポートレートまで幅広く対応できることから、プロやハイアマチュアを中心に高く評価されました。

ETR Si の魅力は、システムカメラとしての柔軟性と電子化による進化にあります。ファインダー、フィルムバック、レンズ、フォーカシングスクリーンがすべて交換可能で、AEプリズムファインダーを装着すれば絞り優先AE撮影が可能となり、TTLストロボにも対応します。さらに、ミラーアップ機能や小型化されたワインダーを備え、操作性と静音性にも配慮された設計です。

Zenzanon-E 75mm F2.8 は、中判一眼レフ「ゼンザブロニカETRシリーズ」専用に設計された標準レンズで、645判において最も基本となる一本です。ブロニカ専用のETRバヨネットマウントを採用し、ETR、ETR-C、ETR-S、ETR-Siといった各ボディに装着可能です。レンズシャッター式を採用しており、全速でストロボ同調が可能な点は、スタジオ撮影において大きな強みとなっています。
【スペック】
ZENZA BRONICA ETR Si
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フォーマット | 645判(6×4.5cm) |
| シャッター方式 | セイコー製電子制御レンズシャッター |
| シャッター速度 | T・8秒~1/500秒(1段刻み) |
| 標準レンズ | Zenzanon-E 75mm F2.8(35mm判換算 約45mm) |
| ファインダー | ウエストレベルファインダー(交換式)、AEプリズムファインダー対応 |
| フィルム | 120フィルム(15枚撮り)、220フィルム(30枚撮り)、35mm用バック対応 |
| フィルムバック | 交換式 |
| レンズマウント | ブロニカ専用4爪バヨネットマウント |
| 電池 | 6V銀電池(No.544)1個(代替として4LR44/ PX28A アルカリ電池使用可) |
| サイズ | 約110×160×106mm(ウェストレベルファインダー装着時) |
| 重量 | 約1,346g(標準レンズ・ウエストレベルファインダー装着時) |
Zenzanon 1:2.8 75mm
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レンズ名 | Zenzanon-E 75mm F2.8 |
| マウント | ブロニカETRバヨネットマウント |
| 対応カメラ | ETR, ETR-C, ETR-S, ETR-Si |
| 焦点距離 | 75mm(35mm判換算 約45mm) |
| 開放F値 | F2.8 |
| レンズ構成 | 5群5枚 |
| シャッター方式 | セイコー0番レンズシャッター(電子制御) |
| シャッター速度 | T・8秒~1/500秒(全速ストロボ同調可能) |
| 最短撮影距離 | 約0.6m |
| フィルター径 | 62mm |
| コーティング | マルチコーティング |
| 重量 | 約320g |
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