群馬県前橋市で買取させていただいた、ZENZA BRONICA ETRSをご紹介します。
Zenza Bronica(ゼンザ・ブロニカ)は、1950年代に日本で創業されたカメラメーカーで、日本国内外で高い評価を受ける中判カメラを生み出しました。このブランドは、当時のカメラ業界において確固たる地位を築き、特にそのモジュール設計と高性能な中判カメラは、商業写真家やプロフェッショナルなカメラマンに愛される存在でした。
現在、Zenza Bronicaは製造を終了していますが、多くの写真家にとって今でも価値のあるカメラとして認識されています。

ゼンザブロニカ ETRSは、1979年に登場した6×4.5cm判の中判一眼レフカメラで、プロフェッショナルからアマチュアまで幅広い層に支持されたモデルです。ETRシリーズの改良型として、より堅牢なボディと高い操作性を実現し、交換式のファインダー・フィルムバック・レンズにより、撮影スタイルに応じた柔軟なシステム構築が可能です。標準レンズには「ゼンザノン EII 75mm F2.8」が付属し、自然な画角と明るさでポートレートやスナップ撮影に最適です。

シャッターは電子制御式のセイコー製レンズシャッターを採用し、T・8秒〜1/500秒まで対応。メカニカルシャッターによる1/500秒の撮影も可能で、電池切れ時のバックアップとしても安心です。多重露出やミラーアップ機能も搭載され、創造的な表現をサポート。フィルムは120・220・35mm・ポラロイドに対応し、フィルムバックを交換することで多様な撮影ニーズに応えます。

静かなシャッター音や確実な巻き上げ操作は、写真を撮る楽しさを思い出させてくれる要素です。フィルム写真の魅力を再発見したいユーザーにとって、ETRSは理想的な選択肢と言えるでしょう。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
発売年 | 1979年 |
フィルムフォーマット | 6×4.5cm(120/220/35mm/ポラロイド対応) |
シャッター | 電子制御式レンズシャッター(T・8秒〜1/500秒)、メカニカル1/500秒 |
標準レンズ | ゼンザノン EII 75mm F2.8 |
レンズマウント | ブロニカETRマウント(4爪バヨネット) |
ファインダー | 交換式(ウエストレベルファインダーEなど) |
フィルムバック | 着脱交換式 |
多重露出 | 可能(切替レバー式) |
ミラーアップ | 可能 |
電源 | 6Vアルカリ電池または銀電池×1 |
サイズ | 約91×165×107mm(標準構成時) |
重量 | 約1,280g(標準構成時) |
ニーゴ・リユースはZENZA BRONICAのカメラを強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまったカメラは、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。