茨城県桜川市で買取させていただいた、Linhof TECHNIKAをご紹介します。
Linhof(リンホフ)は、1887年に機械工のヴァレンティン・リンホフによって創業されたドイツのカメラメーカーで、特にビューカメラや中判カメラにおいて世界的に高い評価を受けています。
精密で堅牢な作りや、カスタマイズ可能なレンズシステム、交換可能なパーツが特徴で、特に商業写真や風景写真の分野で使用されています。その品質の高さは、プロフェッショナルな写真家たちにとって信頼できるものとして、今もなお多くの支持を集めています。

Linhof Technikaシリーズは、ドイツのLinhof社が製造する大判フィールドカメラで、プロフェッショナル向けの精密な設計が特徴です。特にMaster Technikaは、1970年に登場し、大判カメラのスタンダードとして確立されました。Technikaシリーズは、戦前から続く歴史を持ち、フィールドカメラとしての機能性と耐久性を兼ね備えています。
このカメラはフィルムカメラであり、デジタルカメラのような画素数の概念はありません。販売台数は公表されていませんが、長年にわたりプロの写真家に愛用されてきました。標準レンズとしては、Linhofボード対応のレンズが使用可能で、35mmから800mmまで幅広い焦点距離のレンズを装着できます。特に、シュナイダーやローデンシュトック製のレンズが好まれています。

Linhof Technikaの最大の特徴は、アオリ機能を備えている点です。フロントティルト、スイング、シフト、ライズなどの調整が可能で、建築写真や風景写真において精密な構図調整ができます。また、ピントグラスを使用したファインダーシステムにより、正確なフォーカシングが可能です。ボディは金属製で、耐久性が高く、過酷な環境でも使用できる設計になっています。
このカメラは、特に建築写真や風景写真に適しており、大判フィルムの高解像度を活かした撮影が可能です。デジタルカメラが主流となった現在でも、大判フィルムならではの質感を求める写真家に愛され続けています。
Linhof Technikaは、大判フィルムの魅力を最大限に活かせるカメラであり、精密な撮影を求める写真家にとって理想的な選択肢です。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 1970年(Master Technika) |
販売台数 | 非公表 |
標準レンズ | Linhofボード対応レンズ(35mm~800mm) |
アオリ機能 | フロントティルト、スイング、シフト、ライズ |
ファインダー | ピントグラス |
フィルムフォーマット | 4×5判シートフィルム |
ボディ材質 | 金属製 |
重量 | 約2.5kg |
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