長崎県大村市で買取させていただいた、 dynaco MARK VIをご紹介します。
Dynacoは、1955年にデビッド・ハフラーとエド・ローランによってアメリカペンシルバニア州フィラデルフィアで設立されました。1960年代から1970年代にかけて、手頃な価格で高品質のオーディオコンポーネントを幅広く提供することで、アメリカのHi-Fiオーディオシステムメーカーとして人気を集めました。
特にST-70真空管ステレオアンプがその代表作です。さらに、真空管およびソリッドステートアンプ、プリアンプ、ラジオチューナー、ブックシェルフスピーカーなども製造していました。
1980年にDynacoは清算されましたが、その商標は現在Radial Engineering Ltd.が所有しています。

ダイナコ MARK IIIは、1957年に発売された真空管式モノラルパワーアンプで、オーディオ愛好家やプロフェッショナルに高く評価されています。このアンプは、シンプルながらも優れた設計思想を持ち、真空管ならではの温かみのある音質を提供します。特に、6550またはKT88型の真空管を採用しており、プッシュプル構成によって高出力を実現しています。

MARK IIIは、最大60Wの定格出力と140Wのピーク出力を誇り、幅広いスピーカーを駆動する能力を持っています。また、低歪率設計により、クリアで力強い音質を提供します。周波数特性は6Hzから60kHzまでと広く、音楽の細部まで忠実に再現します。さらに、入力感度は1.6Vで、さまざまな音源に対応可能です。

MARK IIIは、真空管アンプの魅力を最大限に引き出す設計が施されており、柔らかく暖かい音色と力強いダイナミズムを兼ね備えています。その結果、音楽制作や高品質なリスニング環境において、非常に人気の高いモデルとなっています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
型式 | 真空管式モノラルパワーアンプ |
出力管 | 6550またはKT88型 |
定格出力 | 60W |
ピーク出力 | 140W |
高調波歪率 | 0.5%以下(60W出力時) |
周波数特性 | 6Hz – 60kHz ±0.5dB |
入力感度 | 1.6V(60W出力時) |
SN比 | 90dB以上 |
出力インピーダンス | 4Ω、8Ω、16Ω |
ダンピングファクター | 15 |
外形寸法 | 幅229×高さ190×奥行229mm |
重量 | 約13.5kg |
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