山梨県甲府市で買取させていただいた、UESUGI U-BROS-1をご紹介します。
UESUGI(上杉研究所)は、日本の真空管アンプメーカーであり、1971年に上杉佳郎氏によって設立されました。
上杉佳郎氏はオーディオや音楽誌に執筆し、オーディオ評論家としての道を歩んでいましたが、アンプメーカーへの夢を捨てきれず、設立後、多くの真空管オーディオアンプを市場に送り出しました。上杉研究所のアンプは、優れた真空管、洗練された回路設計、美しいワイヤリングによって、高品質な音質再生を実現しています。

ウエスギ U-BROS-1は、上杉研究所が手掛けた真空管プリアンプの初号機であり、日本のオーディオ界において歴史的な意義を持つ製品です。このプリアンプは、真空管ならではの温かみのある音質と、繊細で豊かな表現力を兼ね備えています。1970年代から1980年代にかけて製造され、現在でも多くのオーディオ愛好家から高い評価を受けています。

U-BROS-1は、ECC83(12AX7)とECC82(12AU7)の真空管を採用しており、トランジスタ式プリアンプでは得られない独特の音楽的なニュアンスを再現します。特に、フォノ回路においては3系統の入力を備え、アナログレコードの魅力を最大限に引き出す設計が施されています。また、AUX入力やライン入力も複数搭載されており、幅広いオーディオ機器との接続が可能です。

電源部は分離型となっており、ノイズの影響を最小限に抑えることで、クリアで純度の高い音質を実現しています。この設計により、音楽の細部まで忠実に再現され、リスナーに感動的な音楽体験を提供します。さらに、堅牢な筐体とシンプルながら洗練されたデザインは、リスニングルームに調和するだけでなく、製品の信頼性を象徴しています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
使用真空管 | ECC83(12AX7)×2、ECC82(12AU7)×2 |
入力端子 | フォノ×3、AUX×3、ライン入力×2 |
出力端子 | 2系統 |
電源部 | 分離型 |
寸法(本体) | W400 × H150 × D300mm |
重量(本体) | 約10kg |
寸法(電源部) | W150 × H100 × D250mm |
重量(電源部) | 約5kg |
ニーゴ・リユースはUESUGIのオーディオ機器を強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまったオーディオは、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。
どんなに古くても、壊れていても商品1点から直営店のスタッフが静岡県・山梨県・神奈川県のどこへでもお伺いしますので、オーディオ楽器カメラの事はお気軽にご相談ください。