北海道札幌市で買取させていただいた、 Victrola ビクトローラをご紹介します。
Victrola(ビクトローラ)は、1901年に設立されたVictor Talking Machine Companyのブランドで、蓄音機の製造で世界的に知られています。創業者のエルドリッジ・R・ジョンソンとエミール・ベルリナーによって設立され、当時の音楽再生技術を革新しました。
特に、1906年に発売された「Victrola」は、ターンテーブルとホーンを木製キャビネットに収めたデザインで、家庭用蓄音機のスタンダードとなりました。これにより、蓄音機が家具のように扱われるようになり、音楽をより身近なものにしました。
1929年には**RCA(Radio Corporation of America)**に買収され、RCA Victorとしてブランドが継続されました。その後、電気式蓄音機やレコードプレーヤーの開発が進み、Victrolaの名前はオーディオ機器の歴史に深く刻まれました。
現在、Victrolaブランドはレトロデザインのレコードプレーヤーやオーディオ機器を展開しており、クラシックなスタイルと最新技術を融合させた製品を提供しています。Victrolaの詳細については、こちらで確認できます。

Victrola(ビクトローラ)は、1906年にVictor Talking Machine Companyによって開発された蓄音機のブランドで、当時の音楽再生技術を革新しました。Victrolaの最大の特徴は、従来の外付けホーンではなく、木製キャビネット内にホーンを内蔵した設計にあります。これにより、音の拡散がより自然になり、家庭での使用に適した美しい家具のようなデザインが実現しました。
Victrolaは、手巻き式のゼンマイ駆動を採用し、電気を使用せずにレコードを再生できる仕組みとなっています。モデルによっては、オートストップ機能を備えており、レコードの再生が終了すると自動で回転を停止する仕様になっています。

音質面では、SPレコード(78回転)に最適化されており、電気増幅を使用しないため、純粋なアコースティックサウンドを楽しむことができます。特に、Victrola Credenzaなどの大型モデルは、広いホーンを備えており、豊かな低音とクリアな高音を再生できることで知られています。
Victrolaは、1929年にRCA(Radio Corporation of America)に買収され、RCA Victorブランドとして継続されました。現在では、レトロデザインのレコードプレーヤーとしてVictrolaブランドが復活し、クラシックなスタイルと最新技術を融合させた製品が展開されています。
Victrolaは、アコースティックな音楽再生を楽しみたい方にとって、今なお魅力的な選択肢です。アンティーク市場ではコレクターズアイテムとして高い価値を持ち、状態の良い個体は希少とされています。

【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
ブランド | Victrola(ビクトローラ) |
開発元 | Victor Talking Machine Company |
発売年 | 1906年 |
駆動方式 | 手巻きゼンマイ式 |
対応レコード | SPレコード(78回転) |
ホーン構造 | 木製キャビネット内蔵 |
オートストップ | 一部モデルに搭載 |
主要モデル | Victrola Credenza, VV-80 など |
材質 | 木製キャビネット |
サイズ | モデルによる(卓上型~大型フロア型) |
重量 | モデルによる(約10kg~50kg) |
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