北海道函館市で買取させていただいた、LUXMAN L-309X をご紹介します。
LUXMAN CORPORATION(ラックスマン株式会社)は、日本の音響機器メーカーです。1925年(大正14年)にNHKラジオ放送の開始と同時期に大阪市心斎橋で創業し、現在は神奈川県横浜市港北区新横浜に本社を構えています。
LUXMANは、プリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプ、真空管アンプなどの高級オーディオ製品で知られ、その製品は「ラックストーン」と呼ばれる独特の音質で国内外から高い評価を受けています。

ラックスマン L-309Xは、1970年代後半に登場した国産ハイエンドプリメインアンプで、同社の高い設計思想とクラフトマンシップが詰め込まれた名機です。ラックスマンは、真空管アンプ時代から続くオーディオメーカーとしてのノウハウを持ち、トランジスタアンプに移行してもその音楽性を大切にしてきました。L-309Xはその理念を体現するモデルで、透明感と力強さを兼ね備えたサウンドが特徴です。

外観はシンプルながら高級感あふれるデザインで、アルミ削り出しのフロントパネルと大型のボリュームノブが存在感を放ちます。メーターを搭載していないすっきりとしたパネル構成は、ラックスマンの当時の上位機種らしい落ち着きと機能美を兼ね備えています。また、内部には厳選された高品質パーツを使用しており、左右チャンネルを完全に独立させたデュアルモノ構成に近いレイアウトを採用。チャンネルセパレーションを高め、ステレオイメージの広がりを実現しています。

パワーアンプ部はA級動作に近い設計思想を取り入れたAB級構成で、低域は締まりがありながらも量感豊か、中高域は滑らかで伸びやかな再生を可能にします。フォノイコライザーも内蔵しており、レコード再生にも対応。MM型・MC型カートリッジの両方をサポートするため、アナログファンにも十分な満足感を提供します。さらにトーンコントロール機能を搭載しており、微妙な音質調整が可能なため、音源やスピーカーに合わせた細やかなチューニングが行えます。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | LUXMAN L-309X |
| 発売時期 | 1970年代後半 |
| 定格出力 | 90W+90W(8Ω) |
| 出力構成 | AB級 |
| 周波数特性 | 10Hz~70kHz |
| 入力端子 | LINE、PHONO(MM/MC対応)、TUNER、TAPEなど |
| トーンコントロール | BASS、TREBLE |
| ネックジョイント | デュアルモノ構成に近いレイアウト |
| 外形寸法 | 約445×165×370mm(幅×高さ×奥行) |
| 重量 | 約18kg |
| 推奨スピーカー負荷 | 4~16Ω |
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