神奈川県藤沢市で買取させていただいた、Martin D-41をご紹介します。
Martin、C.F.Martin & Co., Inc.(マーティン)は、1833年にドイツ人のクリスチャン・フレデリック・マーティンがアメリカに渡り創業したメーカーです。ギター、マンドリン、ウクレレのトップブランドとして広く知られています。
1970年代、日本の輸入代理店である東海楽器のカタログには「マーティン」と表記されていましたが、「マーチン」と表記されることもあります。多くの著名アーティストが愛用しており、その技術はアコースティックギターの基礎を築き、現在も多くのギターメーカーに影響を与え続けています。

マーティン D-41 は、1969年に誕生したアコースティックギターで、同社のフラッグシップモデル D-45 の豪華さと、D-28 の骨太なサウンドを融合させたような位置づけのモデルです。ドレッドノートサイズのボディに、アバロン装飾やヘキサゴンインレイなどの華やかな意匠が施されており、見た目の美しさと音の力強さを兼ね備えています。

トップ材にはシトカスプルース、サイド&バックにはイーストインディアンローズウッドを使用。これにより、豊かな低音と煌びやかな高音が共存するバランスの良い音色が生まれます。ブレーシングにはフォワードシフトされたスキャロップドXブレースを採用し、レスポンスの良さと広がりのあるサウンドを実現。ネックはモディファイド・ロー・オーバルシェイプで、演奏性にも優れています。

D-41は、ボーカルとの相性が非常に良く、フォークやポップス、バラードなど、歌を中心とした演奏スタイルに最適です。実際に、ダン・フォーゲルバーグやジェリー・ベックレー、小田和正、鈴木康博といったアーティストが使用しており、繊細な表現力と音の深みが求められるシーンで活躍しています。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売年 | 1969年(初登場) |
| ボディサイズ | ドレッドノート |
| トップ材 | シトカスプルース |
| サイド&バック材 | イーストインディアンローズウッド |
| ネック材 | セレクト・ハードウッド |
| 指板・ブリッジ材 | エボニー |
| ブレーシング構造 | フォワードシフト・スキャロップドXブレース |
| ネックシェイプ | モディファイド・ロー・オーバル |
| スケール長 | 約645.2mm |
| ナット幅 | 約44.5mm |
| ペグ | オープンギア |
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