広島県広島市で買取させていただいた、YAMAHA SG1000をご紹介します。
YAMAHA(ヤマハ株式会社)は、静岡県浜松市に本社を置く、日本を代表する楽器メーカーです。1887年に創業し、ピアノやギター、管楽器など多種多様な楽器を製造しています。また、音響機器や半導体、自動車部品なども手がけています。
1969年にピアノの生産台数で世界一となり、現在でも販売額ベースで世界首位を維持しています。ヤマハは、ハーモニカやリコーダー、ピアニカなどの学校教材用楽器から、エレクトリックギター、ドラム、ヴァイオリン、チェロ、トランペット、サクソフォーンなど、100種類以上の楽器を生産する世界最大の総合楽器・音響メーカーです。

ヤマハ SG1000 は、1976年に登場した SGシリーズの中核モデルであり、ロックやフュージョンを中心に幅広いジャンルで活躍するエレクトリックギターです。SGシリーズは、ギブソンのレスポールにインスパイアされながらも、ヤマハ独自の設計によって進化を遂げたモデルであり、SG1000 はその中でも特にバランスの取れた仕様を持つギターとして知られています。

このモデルの最大の特徴は、セットネック構造 を採用している点です。SG2000 などの上位モデルがスルーネック構造を採用しているのに対し、SG1000 はセットネックを採用することで、よりブライトでパンチのあるサウンドを実現しています。ボディは メイプルトップ / マホガニーバック の組み合わせで、ウォームな中低域と明瞭な高音域を両立。ネックも マホガニー 製で、指板には エボニー を使用し、滑らかなフィンガリングと優れたレスポンスを提供します。

このギターは、ヴィンテージギターの魅力を持ちつつ、現代の演奏環境にも適応できる柔軟性を備えています。特に、ウォームなトーンと豊かなサステインを求めるプレイヤーにとって、理想的な選択肢となるでしょう。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
モデル | YAMAHA SG1000 |
ボディ材 | メイプルトップ / マホガニーバック |
ネック材 | マホガニー |
指板材 | エボニー |
コントロール | ボリューム×2、トーン×2、3ウェイスイッチ |
ナット幅 | 約43mm |
フィニッシュ | ソリッドカラー、グロス仕上げ |
重量 | 約4.5kg |
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