宮城県仙台市で買取させていただいた、Gibson 1963 J-45 をご紹介します。
Gibson(ギブソン)は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。

1963年製のGibson J-45は、ギブソンを代表するドレッドノートスタイルのアコースティックギターであり、「ザ・ワークホース(働き馬)」の異名にふさわしく、実用性と音楽的表現力を兼ね備えた一本です。1942年の登場以来、数多くのアーティストに愛されてきたJ-45ですが、1963年はスペックや仕様が過渡期にあたり、音色・デザインともに独自の魅力を備えた年代です。

この年のJ-45には、ラウンドショルダーのドレッドノートボディに、トップ材としてシトカスプルース、サイドとバックにはマホガニーが用いられています。これにより、温かみのある中低域と、輪郭のある高域がバランス良く響き、コードストロークでもソロでも存在感を発揮します。1963年当時は、ブレーシングが若干軽めに設計されており、トップがより自由に振動しやすいため、豊かな鳴りが得られる個体が多いのも特徴です。

ネック材もマホガニーで、1963年頃にはナローネック傾向が見られ、ナット幅は約40mm〜41mmとやや細め。これにより、握りやすくスムーズな運指が可能で、コードプレイ主体のプレイヤーにも高い操作性を提供します。指板はラウンドエッジ処理されたローズウッドで、滑らかなタッチが得られます。ペグは3連クルーソンタイプが標準で、べっ甲柄のラージピックガードや、サンバースト仕上げのトップもこの時期の象徴的な仕様です。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
モデル名 | Gibson J-45 |
製造年 | 1963年 |
ボディスタイル | ラウンドショルダー・ドレッドノート |
トップ材 | シトカスプルース |
サイド・バック材 | マホガニー |
ネック材 | マホガニー |
指板材 | ローズウッド |
ブリッジ材 | ローズウッド |
ナット幅 | 約40〜41mm(年代により個体差あり) |
スケール長 | 約24.75インチ(628.6mm) |
ブレーシング | スキャロップド・Xブレーシング(軽量) |
ピックガード | ラージサイズ・べっ甲柄 |
チューナー | クルーソン3連タイプ |
フィニッシュ | サンバースト(ニトロセルロースラッカー) |
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