宮城県仙台市で買取させていただいた、Martin 00-18K 1926年製をご紹介します。
Martin、C.F.Martin & Co., Inc.(マーティン)は、1833年にドイツ人のクリスチャン・フレデリック・マーティンがアメリカに渡り創業したメーカーです。ギター、マンドリン、ウクレレのトップブランドとして広く知られています。
1970年代、日本の輸入代理店である東海楽器のカタログには「マーティン」と表記されていましたが、「マーチン」と表記されることもあります。多くの著名アーティストが愛用しており、その技術はアコースティックギターの基礎を築き、現在も多くのギターメーカーに影響を与え続けています。

マーティン00-18K 1926年製は、戦前のヴィンテージギターの中でも特に希少なモデルの一つで、オールコア材を使用した独特の音色が特徴です。マーティンの伝統的なスキャロップドXブレイシングを採用し、豊かな倍音と温かみのある響きを持っています。
このギターは、コア材をボディ全体に使用しており、一般的なスプルーストップのモデルとは異なる、甘く柔らかい音色を生み出します。コア材は、マホガニーに似た特性を持ちつつ、より明るくクリアなトーンを提供するため、フィンガースタイルやソロギターに適しています。
1926年製の00-18Kは、現在ではコレクターズアイテムとしての価値が高く、ヴィンテージギター市場でも非常に人気があります。戦前のマーティンギターは、現代のギターとは異なる製法で作られており、木材の質や経年変化による音の深みが魅力です。

使用しているアーティストについての明確な記録はありませんが、戦前のマーティンギターは、ブルースやフォークのプレイヤーに愛用されてきました。特に、コア材のギターは、温かみのある音色を求めるアーティストに適しており、フィンガースタイルの演奏に向いています。
このギターは、繊細なニュアンスを表現したいプレイヤーに最適です。フィンガーピッキングやソロギターを演奏する際に、その豊かな倍音とレスポンスの良さが活かされます。また、ヴィンテージギター特有の経年変化による音の深みを楽しみたいプレイヤーにもおすすめです。
このギターは、ヴィンテージギターの魅力を存分に味わえる一本であり、コア材ならではの温かみのある音色が特徴です。フィンガースタイルやソロギターを演奏するプレイヤーにとって、唯一無二の響きを持つ楽器となるでしょう。

【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
製造年 | 1926年 |
ボディサイズ | 00(ダブルオー) |
トップ材 | コア |
サイド・バック材 | コア |
ネック材 | マホガニー |
指板材 | エボニー |
ブレイシング | スキャロップドXブレイシング |
スケール長 | 約24.9インチ |
ナット幅 | 約1.875インチ |
ブリッジ材 | エボニー |
フィニッシュ | ニトロセルロースラッカー |
ペグ | オープンギアタイプ |
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