長野県安曇野市で買取させていただいた、Mosrite COMBO H-0534をご紹介します。
Mosrite(モズライト)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ベーカーズフィールドを拠点に、1950年代にセミー・モズレーによって設立されたギターメーカーです。その名前は、創設者モズレーと投資家である牧師ボートライトの名前を組み合わせたものです。
モズライトは、独特なデザインと音響特性で知られています。特に「The Ventures Model」は、1960年代のサーフロックやガレージロックシーンで大きな影響を与えました。ゼロフレットや細身のネック、独自のトレモロユニットなどの革新的な設計が特徴です。
モズライトの歴史は波乱に満ちており、幾度かの倒産を経験しましたが、その後も日本を含む世界中で愛され続けています。現在では、モズライトの製品は複数の会社によって製造されており、京都に拠点を置く「モズライトUS」や「フィルモア・モズライト」、黒雲製作所などがそれぞれのラインナップを展開しています。

モズライト COMBO H-0534は、モズライトの中でも特に生産数が少なく、希少価値の高いモデルとして知られています。独特なルックスとサウンドが魅力で、コアなギターファンから熱い支持を集めています。1960年代、ザ・ベンチャーズを中心としたエレキブームを牽引したモズライトの伝統を受け継ぎながらも、COMBOシリーズはより軽量で扱いやすく、プレイヤーが個性を存分に発揮できる設計が特徴です。

ナット幅は約39mmと非常に細めで、手の小さなプレイヤーやコードワークを多用するギタリストにも快適なグリップ感を提供します。
ピックアップはモズライト特有の高出力シングルコイルを搭載。クリーントーンでも芯のある力強いサウンドが得られ、サーフミュージックやインストゥルメンタル、GS系など60年代の音楽スタイルにぴったりです。特にフロントピックアップは斜め配置になっており、弦ごとの出力バランスを最適化するモズライト独自の設計が活きています。

代表的な使用アーティストとしては、ザ・ベンチャーズのノーキー・エドワーズや、日本では加山雄三がモズライトを愛用していたことが知られています。ただし、COMBO H-0534自体は限定的な生産数のため、特定の著名アーティストによる使用例は少ないとされています。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ボディ材 | バスウッドなど軽量材(モデルにより異なる) |
| ネック材 | メイプル |
| 指板材 | ローズウッド |
| ナット幅 | 約39mm(非常に細め) |
| フレット構造 | ゼロフレット |
| ピックアップ | 高出力シングルコイル(フロント斜め配置) |
| コントロール | ボリューム×1、トーン×1、3ウェイピックアップセレクター |
| ブリッジ | ローラーナット付きビブラートユニット |
| スケール長 | 約625mm(24.5インチ) |
| カラー | 主にトランスペアレント・レッド(限定生産で異なる場合あり) |
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