長野県安曇野市で買取させていただいた、YAMAHA SG-12をご紹介します。
YAMAHA(ヤマハ株式会社)は、静岡県浜松市に本社を置く、日本を代表する楽器メーカーです。1887年に創業し、ピアノやギター、管楽器など多種多様な楽器を製造しています。また、音響機器や半導体、自動車部品なども手がけています。
1969年にピアノの生産台数で世界一となり、現在でも販売額ベースで世界首位を維持しています。ヤマハは、ハーモニカやリコーダー、ピアニカなどの学校教材用楽器から、エレクトリックギター、ドラム、ヴァイオリン、チェロ、トランペット、サクソフォーンなど、100種類以上の楽器を生産する世界最大の総合楽器・音響メーカーです。

ヤマハ SG-12 は、1960年代後半に登場した日本製12弦エレキギターで、当時の国内音楽シーンにおいて独自の存在感を放ったモデルです。モズライトを意識した左右非対称のボディシェイプや、独特なピックアップ配置が特徴で、クラシカルかつ個性的な外観を持ちます。12弦仕様により豊かな倍音と広がりのあるサウンドを実現し、コードワークに厚みを与えるほか、アルペジオやリフに煌びやかなニュアンスを加えることができます。

材質には北海道産のカツラ材を使用した2〜3ピース構成のボディと、メイプルネック、ローズウッド指板の組み合わせが採用され、軽量ながらしっかりとした鳴りを実現しています。1968年製オリジナルモデルでは樹脂製ローラーを用いたトレモロユニットを搭載し、温かみのある音色を生み出していました。一方、1995年の限定復刻モデル「SG-12AS」では金属製ローラーやアルミ削り出しパーツを採用し、高級感と安定性を向上させています。

代表的な使用アーティストにはワイルドワンズの加瀬邦彦氏が挙げられ、彼の演奏スタイルにマッチする明るく広がりのあるサウンドは、GS(グループ・サウンズ)や昭和歌謡の世界観にぴったりでした。また、加山雄三氏もプロトタイプを使用していたとされ、日本のポップス史において重要な役割を果たしたギターです。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Yamaha SG-12 / SG-12AS(1995年復刻モデル) |
| ボディ材 | カツラ(2〜3ピース構成、北海道産) |
| ネック材 | メイプル |
| 指板材 | ローズウッド |
| ネック構造 | セットネック |
| 弦数 | 12弦 |
| ピックアップ | シングルコイル×2(フロント斜め配置) |
| トレモロユニット | VIBRAMUTEタイプ(樹脂製ローラーまたは金属製) |
| ペグ | クルーソンタイプ |
| フィニッシュ | アンティーク調(復刻モデルは金属パーツに高級感あり) |
| 推奨ジャンル | GS、昭和歌謡、サーフロック、レトロポップ、映像音楽 |
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