北海道札幌市で買取させていただいた、Marshall JCM800 LEAD SERIES MK2をご紹介します。
Marshall(マーシャル)は、イギリスの音響機器メーカーで、1962年にJim Marshallが初めてアンプを製作したことから始まりました。主にギターアンプやスピーカーを手掛け、その独特のサウンドとデザインで広く認識されています。
マーシャルのブランドは、プロフェッショナル向けの音楽機器から家庭用電子機器、さらにはレコードレーベルまで多岐にわたっており、世界中で卓越したオーディオ体験を提供し続けています。

Marshall JCM800 Lead Series MK2は、1981年に登場したギターアンプヘッドで、80年代のハードロックやヘヴィメタルシーンを象徴する存在となりました。従来のプレキシ期のアンプから進化し、プリアンプ段にマスターボリュームを搭載したことで、音量を抑えながらも真空管の自然な歪みを得やすくなり、スタジオやライブでの使い勝手が飛躍的に向上しました。荒々しくストレートなディストーションは、ザック・ワイルドやスレイヤーなど、多くのギタリストに愛用され、今なお定番として支持されています。

シンプルな1チャンネル構成でリバーブは搭載されていませんが、この潔さこそがJCM800の魅力です。芯のあるクランチから芳醇なオーバードライブ、サステイン豊かなリードトーンまで幅広く対応します。MK2仕様ではエフェクトループが追加され、現代的なシステムにも柔軟に組み込める点が特徴です。

真空管はプリ部にECC83を3本、パワー部にEL34を4本搭載し、100W RMSの強力な出力を誇ります。堅牢な筐体とクラシックなルックスは、ステージ上での存在感も抜群です。JCM800はモダンなハイゲインアンプとは異なりますが、唯一無二のマーシャルサウンドを体現するアンプとして、今もなおリハーサルスタジオやライブハウスで現役で活躍しています。ギタリストにとっては、歴史的名機を手にする喜びと、時代を超えて響くサウンドを体験できるアンプといえるでしょう。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | ギターアンプヘッド |
| 出力 | 100W RMS |
| 真空管構成 | プリアンプ:ECC83×3、パワーアンプ:EL34×4 |
| チャンネル数 | 1チャンネル(リードチャンネルのみ) |
| コントロール | プレゼンス、ベース、ミドル、トレブル、マスターボリューム、プリアンプボリューム |
| エフェクトループ | 搭載(MK2仕様) |
| 入力端子 | 2インプット |
| 周波数特性 | 広帯域、マーシャル特有のミッドレンジ強調 |
| 外形寸法 | 約74cm(W) × 29cm(H) × 21cm(D) |
| 重量 | 約21kg |
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