山形県山形市で買取させていただいた、 CONTAX T2 ブラックをご紹介します。
CONTAX(コンタックス)は、ドイツのカメラブランドで、元々はツァイス・イコン(Zeiss Ikon)が1930年代に立ち上げました。高品質な35mmフィルムカメラや中判カメラで知られ、特にカール・ツァイス製のレンズを搭載していたことが特徴です。1970年代から1990年代にかけて、CONTAXは電子制御を取り入れた一眼レフやレンジファインダー型カメラで人気を集めました。
最終的には、京セラが所有していた時期もあり、2000年代初頭にカメラ事業を終了し、ブランドは消滅しました。しかし、CONTAXのカメラやレンズは現在でも高い評価を受けており、特にフィルムカメラ愛好者の間で人気があります。

CONTAX T2 ブラックは、1991年10月に発売された高級コンパクトフィルムカメラです。フィルムカメラとしての販売台数は約26万台とされ、現在でも中古市場で高い人気を誇ります。デジタルカメラではないため、画素数の概念はありません。
このカメラの最大の特徴は、カール・ツァイス ゾナーT 38mm F2.8の単焦点レンズを搭載している点です。ツァイスレンズならではのシャープな描写と美しいボケ味を楽しめるため、スナップ撮影やポートレート撮影に適しています。レンズは4群5枚構成で、コーティング技術によりフレアやゴーストを抑え、クリアな画質を提供します。

ボディはチタン製で、軽量ながらも堅牢な作りになっています。ブラックモデルは特に高級感があり、手に馴染む質感が魅力です。ファインダーには逆ガリレオ型ブライトフレームを採用し、視認性が高く、撮影時の構図決定がしやすい設計になっています。
露出制御は絞り優先AEとプログラムAEの切り替えが可能で、初心者でも簡単に撮影できる仕様です。オートフォーカスは赤外線アクティブAFを採用し、正確なピント合わせが可能ですが、マニュアルフォーカスにも対応しており、より細かい調整ができます。シャッター速度は1秒~1/500秒で、幅広い撮影シーンに対応可能です。
このカメラは、フィルムならではの質感を楽しみたいユーザーに最適で、特にストリートフォトやポートレート撮影に向いています。コンパクトながらも高級感のあるデザインと、ツァイスレンズによる優れた描写力が魅力の一台です。
CONTAX T2 ブラックは、フィルムカメラの魅力を存分に味わえるモデルであり、現在でも多くの写真愛好家に支持されています。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 1991年10月 |
販売台数 | 約26万台 |
レンズ | カール・ツァイス ゾナーT* 38mm F2.8 |
レンズ構成 | 4群5枚 |
ボディ材質 | チタン |
ファインダー | 逆ガリレオ型ブライトフレーム |
露出制御 | 絞り優先AE / プログラムAE |
オートフォーカス | 赤外線アクティブAF(MF対応) |
シャッター速度 | 1秒~1/500秒 |
フィルム対応 | 35mmフィルム |
電源 | CR123Aリチウム電池 |
カラー | ブラック、シルバー、ゴールド |
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