岩手県岩手町で買取させていただいた、JBL 4343をご紹介します。
JBL(ジェービーエル)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ノースリッジでジェームス・B・ランシングにより1946年にて設立された音響機器製造会社です。
1969年にジャービス・コーポレーション(現ハーマン・インターナショナル・インダストリーズ)に買収され、その後、韓国のサムスン電子がハーマン・インターナショナル・インダストリーズを買収したことで、その傘下に入りました。

JBL 4343は、1970年代に登場したスタジオモニターの名機として、現在も多くのオーディオファンやプロフェッショナルから高い評価を受けている4ウェイ・スピーカーシステムです。JBLが録音スタジオや放送局向けに開発した「43XX」シリーズの中でも、4343はその完成度の高さと迫力ある音で特に人気がありました。家庭用としても導入され、広いリスニングルームにおいて圧倒的なスケール感を誇る音場を実現します。

ユニット構成は38cmウーファー(2231A)を中心に、25cmミッドバス(2121)、ホーン型ミッドレンジ(2420+2307+2310)、およびホーン型ツイーター(2405)を組み合わせた4ウェイ構成。ダイナミックレンジの広さと音の分離感が特徴で、クラシック、ジャズ、ロックなどあらゆるジャンルの音楽において、リアルな音像を描き出します。特に中低域の厚みとホーンによる明瞭な高域は、現代のスピーカーにも引けを取らない完成度を誇ります。

また、バイアンプ駆動にも対応しており、外部ネットワークやアクティブクロスオーバーを用いたシステム構築も可能。スタジオレベルのモニター環境を求めるユーザーにとって、音の調整自由度が高いことも大きな魅力です。エンクロージャーはフロントバッフルに独特のブルーバッフル塗装が施され、JBLならではの存在感を放っています。ヴィンテージオーディオブームの中で今なお高い人気を維持しており、当時の設計思想と音づくりの哲学を体現する逸品と言えるでしょう。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | 4ウェイ・スタジオモニター |
| ユニット構成 | ウーファー:2231A(38cm)ミッドバス:2121(25cm)ミッドレンジ:2420+2307+2310(ホーン型)ツイーター:2405(ホーン型) |
| インピーダンス | 8Ω |
| 出力音圧レベル | 93dB(2.83V/1m) |
| 再生周波数帯域 | 35Hz~20kHz(±3dB) |
| クロスオーバー周波数 | 300Hz / 1.25kHz / 9kHz |
| 許容入力 | 75W(RMS) |
| バイアンプ対応 | 可(ネットワーク切替スイッチ搭載) |
| エンクロージャー形式 | バスレフ型(フロントポート) |
| 外形寸法 | 約635×1050×435mm(幅×高さ×奥行) |
| 重量 | 約83kg(1本) |
| 発売年 | 1976年頃 |
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