埼玉県さいたま市で買取させていただいた、SAEC SP-10Y-Y 2.0m ペアをご紹介します。
SAEC(サエク)は、1974年に北澤貞夫氏が東京都大田区大森で創設した、日本の著名なオーディオアクセサリーメーカーです。トーンアームや高品質オーディオケーブルの製造で広く知られています。
創業当時からトーンアーム開発で大きな注目を集め、アナログ製品の需要が低下する中でもケーブル事業に注力し、独自の技術を活用した商品を展開してきました。現在も多様なオーディオアクセサリーを製造・販売し、多くの賞を受賞しています。SAECは、優れた信号対雑音比(高S/N)と高忠実度の音質を追求しながら、革新的な製品開発を続けています。

SAEC SP-10Y-Yは、PC-Triple C導体とスーパーストラタム構造を採用した最上級スピーカーケーブルであり、音楽の細部までクリアに再現するために設計されています。PC-Triple Cは、独自の連続移送鍛造伸延技術によって製造され、優れた導通性能を持つ導体です。この技術により、信号の伝送ロスを最小限に抑え、S/N比の高いクリアな音質を実現しています。

本ケーブルは、中心導体と外周導体を異なる構造で配置するストラタム構造をさらに進化させたスーパーストラタム構造を採用。中心導体には2.0sqの同心撚り導体を使用し、中低域の周波数を安定して伝送します。外周部にはPFAフッ素樹脂で絶縁された0.5φmmの導体をリッツ線構造として配置し、可聴帯域以上の倍音成分の高周波を正確に伝送することで、音の立体感と広がりを向上させています。

また、介在には静電容量が低く安定した絹を採用し、広帯域でエネルギー損失の少ない伝送を実現。シースには制振材入りポリオレフィンを使用し、不要な振動を抑制することで、より純粋な音楽再生を可能にしています。端子にはSAECオリジナルの金メッキYラグを採用し、接続の安定性と耐久性を向上させています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
ケーブル導体 | PC-Triple C |
導体断面積 | 4.1Sq(mm²) |
導体絶縁体 | フッ素樹脂(PFA) |
中心導体 | 2.0Sq(mm²) |
外周導体合計 | 2.1Sq(mm²) |
ケーブル構造 | スーパーストラタム構造 |
シース | 制振材入りポリオレフィン |
端子 | SAECオリジナル金メッキYラグ |
ケーブル外径 | φ11mm |
ケーブル長さ | 2.0m(ペア) |
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