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長野県長野市で買取させていただいた、JBL S3500をご紹介します。
JBL（ジェービーエル）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ノースリッジでジェームス・B・ランシングにより1946年にて設立された音響機器製造会社です。
1969年にジャービス・コーポレーション（現ハーマン・インターナショナル・インダストリーズ）に買収され、その後、韓国のサムスン電子がハーマン・インターナショナル・インダストリーズを買収したことで、その傘下に入りました。
JBL S3500は、1990年代に登場したフロア型スピーカーで、JBLの伝統的な音響技術を受け継ぎつつ、家庭用オーディオシステムに最適化されたモデルです。このスピーカーは、2ウェイ構成で、バーチャル同軸レイアウトを採用しており、音の定位感と広がりを両立しています。特に、シンメトリカルアレイデザインにより、ホーンドライバーを中心に配置し、その上下にウーファーを対称的に配置することで、自然な音場再現を実現しています。
低音域には、30cmのコーン型ウーファーが2基搭載されており、深みのある力強い低音を提供します。このウーファーは、高剛性のコーン紙と強力な磁気回路を採用しており、歪みを最小限に抑えています。高音域には、ホーン型ドライバーが搭載されており、滑らかでクリアな高音を再現します。このホーンは、JBL独自の技術により、広い指向性と均一な音響エネルギーの放射を実現しています。
キャビネットはバスレフ型で、リアポートを採用しており、低音の抜けの良さを追求しています。また、キャビネット内部には吸音材が適切に配置されており、不要な共振を抑える設計が施されています。さらに、バイワイヤリングやバイアンプ接続に対応しており、音質の微調整が可能です。デザイン面では、木目調の仕上げが施されており、インテリアに調和する美しい外観を持っています。
【スペック】
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 型式 | 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ型 |
| ウーファー | 30cmコーン型×2 |
| ツイーター | ホーン型 |
| 再生周波数帯域 | 35Hz～35kHz |
| クロスオーバー周波数 | – |
| 感度 | – |
| インピーダンス | 6Ω |
| 許容入力 | 200W |
| サイズ（幅×高さ×奥行） | 411×1093×495mm |
| 重量 | 51kg |
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