北海道札幌市で買取させていただいた、SANSUI monitor 2120をご紹介します。
山水電気株式会社(SANSUI ELECTRIC CO., LTD.)は、1944年に創業しました。東京都に本社を置き音響機器の製造を手掛けていた企業です。
経営理念としては「高品質・高信頼性」をモットーにして、得意のトランスを基調にHi-Fiアンプの生産・販売を1954年(昭和29年)に開始しました。
90%以上を日本国外で販売して高級アンプのブランド“sansui”として知られています。その後、オーディオブームの衰退やデジタル化の波などにより経営が悪化し、2014年7月9日に破産しました。

今回の商品、SANSUI monitor 2120はJBLのプロフェッショナルユニットを採用したスピーカーシステムで、25cmコーン型フルレンジユニットModel2120を搭載しています。

エンクロージャーはModel2120に合わせて特別に設計されており、バスレフ方式が採用されています。

外観はウォルナットのオイル仕上げが施され、フロントグリルには天然檜材を使った手作りの七宝組子があしらわれています。その結果、上品で格調高いデザインに仕上がっています。
【スペック】
| 方式 | 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
| ユニット | 全帯域用:25cmコーン型(JBL Model2120) |
| 周波数特性 | 40Hz~10kHz |
| 最大許容入力 | 60W(連続プログラム) |
| インピーダンス | 8Ω |
| 出力音圧レベル | 99dB(New JIS) |
| 材質 | 硬質ホモゲン |
| 仕上げ | ウォルナットオイルフィニッシュ |
| 外形寸法 | 幅393x高さ645x奥行385mm |
| 重量 | 23.5kg 22.5kg(別カタログ記載) |
| JBL Model2120の仕様 | |
| 口径 | 25cm |
| ボイスコイル | 76mm径エッジ巻アルミリボン |
| ユニット重量 | 3.5kg |
| 別売:JBL Model2405の仕様 | |
| インピーダンス | 16Ω |
| 定格入力 | 20W(連続プログラム) |
| 周波数特性 | 6.5kHz~21.5kHz ±3dB |
| ボイスコイル | 44mm径 |
| 指向特性 | (水平x垂直)、30゜x90゜(16kHz) |
| 重量 | 2.0kg |
| 別売:JBL Model3105の仕様 | |
| クロスオーバー周波数 | 7kHz |
| 定格入力 | 50W |
| インピーダンス | ウーファー:12Ω~16Ω ツィーター:12Ω~16Ω |
| 高域減衰 | 連続可変 |
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