宮城県仙台市で買取させていただいた、Canon EOS-1Vをご紹介します。
キヤノン株式会社は、1937年に創業された日本の多国籍企業です。本社は東京都大田区に位置しています。キヤノンは、カメラ、レンズ、プリンター、事務機、商業印刷機、医療システム、産業機器など、幅広い製品を提供しています。
キヤノンの社名は、観音(Kannon)から来ています。1934年、同社が開発した日本初の35mm焦点面シャッター式カメラに「Kwanon」という名前を付けました。観音は仏教における慈悲の神であり、この名前はカメラの成功を祈る意味が込められています。その後、「Canon」という名称に変更されました。

キヤノン EOS-1V は、2000年3月に発売されたプロフェッショナル向け35mmフィルム一眼レフカメラで、EOSシリーズのフラッグシップモデルとして登場しました。2018年5月30日に販売終了が公式発表され、同年6月頃に最終出荷を迎え、キヤノン最後のフィルム一眼レフとしてその歴史に幕を下ろしました。販売台数は公式には発表されていませんが、プロカメラマンやハイアマチュア層を中心に幅広く普及し、フィルムカメラの集大成とも言える存在として高く評価されています。

標準レンズとしては「EF50mm F1.4 USM」や「EF50mm F1.8 II」などがよく組み合わせられて使用されており、これらは高い描写力と明るさを持ち、EOS-1Vの性能を存分に引き出すレンズとして定番の組み合わせでした。国内ではレンズキットはほとんど販売されず、ボディ単体での販売が基本でした。

EOS-1V最大の特徴は、その堅牢性と耐環境性です。ボディの72箇所にシーリング処理が施されており、防塵・防滴性能を備えているため、過酷な撮影環境でも安定した動作を保証します。また、45点エリアAFによる高速・高精度なオートフォーカス、21分割評価測光による的確な露出制御、そして本体単体で最大3.5コマ/秒、パワードライブブースターPB-E2装着時には最大9コマ/秒(AIサーボAF時は8コマ/秒)の高速連写性能を誇ります。当時の最新技術を結集したこれらの性能により、スポーツ、報道、自然風景などあらゆるジャンルのプロフェッショナル撮影に対応可能です。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2000年3月 |
| 使用フィルム | 35mmフィルム |
| レンズマウント | キヤノンEFマウント(完全電子制御式) |
| 標準レンズ | EF50mm F1.4 USM / EF50mm F1.8 II |
| AF方式 | TTL-AREA-SIR方式(CMOSセンサー)、45点エリアAF |
| 測光方式 | 21分割SPC使用・TTL開放測光、6種の測光モード |
| シャッター速度 | 1/8000秒~30秒、バルブ、X接点1/250秒 |
| 連写速度 | 単体:最大3.5コマ/秒、PB-E2装着時:最大9コマ/秒(AIサーボAF時は8コマ/秒) |
| ファインダー | ペンタプリズム式、視野率100%、倍率0.72倍 |
| 電源 | 2CR5リチウム電池(単体)、単3乾電池×8(PB-E2装着時) |
| 防塵・防滴構造 | ボディ72箇所にシリコンゴムによる防滴・防塵処理 |
| サイズ | 約161×120.8×70.8mm |
| 重量 | 約945g(本体のみ) |
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