北海道網走市で買取させていただいた、CONTAX G2をご紹介します。
CONTAX(コンタックス)は、ドイツのカメラブランドで、元々はツァイス・イコン(Zeiss Ikon)が1930年代に立ち上げました。高品質な35mmフィルムカメラや中判カメラで知られ、特にカール・ツァイス製のレンズを搭載していたことが特徴です。1970年代から1990年代にかけて、CONTAXは電子制御を取り入れた一眼レフやレンジファインダー型カメラで人気を集めました。
最終的には、京セラが所有していた時期もあり、2000年代初頭にカメラ事業を終了し、ブランドは消滅しました。しかし、CONTAXのカメラやレンズは現在でも高い評価を受けており、特にフィルムカメラ愛好者の間で人気があります。

CONTAX G2は、1996年11月に京セラから発売されたオートフォーカス搭載のフィルムレンジファインダーカメラで、今なお中古市場で高い人気を維持する名機です。フィルムカメラのため画素数の概念はありませんが、販売台数は公式には公表されておらず、世界的に愛用者が多いことから高い生産数があったと推測されています。

標準レンズとして一般的に組み合わせられたのはCarl Zeiss Planar T* 45mm F2で、世界最高峰の標準レンズの一つと称される銘玉です。ほかにもBiogon 28mm F2.8やSonnar 90mm F2.8など、多彩なツァイスレンズをAFで使用できる点がG2システム最大の魅力といえます。

特性としては、チタン外装による高級感と堅牢性、電子制御による正確な露出、そしてレンジファインダーながらオートフォーカスを搭載した革新性が挙げられます。シャッター速度は最高1/6000秒まで対応し、開放F2のプラナーを日中でも使える性能を備えていました。また、ファインダーは装着レンズに応じて自動的に表示範囲が変化する「バーチャルRF方式」を採用し、利便性と精度を両立しています。モータードライブによる高速巻き上げや連写性能も優れており、電子制御の便利さとフィルムらしい情緒を兼ね備えた「最後の高性能レンジファインダー」と呼ばれる所以です。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 1996年 |
| 種類 | 35mmフィルムAFレンジファインダーカメラ |
| 画素数 | 該当なし(フィルムカメラ) |
| 販売台数 | 非公表(ブラックモデルは1000台限定) |
| 標準レンズ | Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 |
| シャッター速度 | 1/6000秒~16秒 |
| 外装 | チタンボディ |
| 特徴 | AFレンジファインダー、バーチャルRFファインダー、モータードライブ連写、ツァイスレンズ群対応 |
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