宮城県角田市で買取させていただいた、FUJI X-Pro2をご紹介します。
Fujifilm(富士フイルム)は、1934年 (昭和 9年)に写真フィルムの国産化を目指すため、大日本セルロイド(現・ ダイセル)の 写真 事業を分社化する形で、 富士写真フイルム株式会社 として設立されました。
Fujifilmは、カメラ、デジタルカメラ、X線写真、写真用フィルム、映画用フィルム、印画紙(プリント)、現像装置などの写真システム全般を製造・販売しています。さらに、複写機などのOA機器、ディスプレイ用フィルム部材、刷版、印刷システム、医薬品、医療機器、化粧品、健康食品、高機能化学品など、多岐にわたる製品を取り扱っています。

FUJIFILM X-Pro2は、2016年3月3日に発売されたXシリーズのフラッグシップモデルで、クラシックなレンジファインダースタイルを採用したミラーレス一眼カメラです。搭載されているセンサーは独自開発のX-Trans CMOS IIIで、有効画素数は約2430万画素。光学ローパスフィルターを省略しつつ、高い解像力と自然な色再現を実現しています。画像処理エンジンには「X-Processor Pro」を搭載し、従来機から大幅に高速化された処理性能を誇ります。

標準レンズキットとしては「XF35mm F2 R WR」とのセットが主流で、スナップやポートレートに最適。ボディ単体でも販売され、コンパクトでクラシカルなデザインはXF23mm F2 R WRなどとの相性も抜群です。

最大の特徴は、光学ファインダー(OVF)と電子ファインダー(EVF)を切り替えられる「アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー」。さらに、OVF使用時にEVFの拡大表示を右下に重ねて表示できる「ERF」機能も備え、レンジファインダースタイルとデジタルの利便性を融合しています。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2016年3月3日 |
| 有効画素数 | 約2430万画素(X-Trans CMOS III) |
| センサーサイズ | APS-C(23.6mm × 15.6mm) |
| レンズマウント | FUJIFILM Xマウント |
| 標準レンズ例 | XF35mm F2 R WR(主にセット販売) |
| ファインダー | アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー(OVF/EVF/ERF) |
| 液晶モニター | 3.0型 固定式(約162万ドット) |
| シャッター速度 | メカ:1/8000〜30秒 / 電子:1/32000〜1秒 |
| ISO感度 | 標準:ISO200〜12800 / 拡張:ISO100〜51200 |
| 連写速度 | 約8コマ/秒 |
| 記録メディア | SD/SDHC/SDXC(UHS-II対応・デュアルスロット) |
| 動画撮影 | フルHD(1920×1080)60p |
| サイズ | 約140.5×82.8×45.9mm |
| 重量 | 約495g(バッテリー含む) |
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