宮城県仙台市で買取させていただいた、Canon 24-70mm 2.8 L II USMをご紹介します。
キヤノン株式会社は、1937年に創業された日本の多国籍企業です。本社は東京都大田区に位置しています。キヤノンは、カメラ、レンズ、プリンター、事務機、商業印刷機、医療システム、産業機器など、幅広い製品を提供しています。
キヤノンの社名は、観音(Kannon)から来ています。1934年、同社が開発した日本初の35mm焦点面シャッター式カメラに「Kwanon」という名前を付けました。観音は仏教における慈悲の神であり、この名前はカメラの成功を祈る意味が込められています。その後、「Canon」という名称に変更されました。

キャノン EF 24-70mm F2.8L II USM は、プロやハイアマチュア向けの高性能標準ズームレンズです。EFマウントを採用しており、キヤノンのフルサイズおよびAPS-Cの一眼レフカメラに装着可能です。標準ズーム域をカバーし、風景、ポートレート、スナップ撮影など幅広いシーンで活躍します。

このレンズの最大の特徴は、F2.8の明るい開放値をズーム全域で維持できる点です。これにより、暗所でもシャッタースピードを確保しやすく、背景を美しくぼかした撮影が可能になります。非球面レンズ3枚とスーパーUDレンズ1枚、UDレンズ2枚を採用し、ズーム全域で高画質を実現しています。また、9枚羽根の円形絞りにより、自然で美しいボケ味を楽しめます。

描写性能に関しては、シャープでコントラストの高い画像を実現し、色収差を抑えたクリアな描写が可能です。さらに、USM(Ultrasonic Motor)による高速・静音のオートフォーカスが可能で、動きの速い被写体にも素早くピントを合わせられます。
【スペック】
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| マウント | キヤノン EF |
| 焦点距離 | 24-70mm |
| 開放絞り | F2.8 |
| レンズ構成 | 13群18枚 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 最短撮影距離 | 0.38m |
| 最大撮影倍率 | 0.21倍 |
| フィルター径 | 82mm |
| オートフォーカス | USM(超音波モーター) |
| 防塵・防滴 | 対応 |
| 質量 | 約805g |
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