静岡県静岡市で買取させていただいた、Canon EF 14mm 2.8 LII USMをご紹介します。
キヤノン株式会社は、1937年に創業された日本の多国籍企業です。本社は東京都大田区に位置しています。キヤノンは、カメラ、レンズ、プリンター、事務機、商業印刷機、医療システム、産業機器など、幅広い製品を提供しています。
キヤノンの社名は、観音(Kannon)から来ています。1934年、同社が開発した日本初の35mm焦点面シャッター式カメラに「Kwanon」という名前を付けました。観音は仏教における慈悲の神であり、この名前はカメラの成功を祈る意味が込められています。その後、「Canon」という名称に変更されました。

キャノン EF 14mm F2.8L II USM は、プロフェッショナル向けの超広角単焦点レンズで、風景や建築写真、星景撮影などに適した一本です。キヤノンEFマウントを採用しており、フルサイズのEOSシリーズに対応しています。

このレンズの最大の特徴は、対角線画角114°の超広角を持ちながら、F2.8の明るさを確保している点です。これにより、低照度環境でもシャッタースピードを確保しやすく、星景撮影や夜景撮影に適しています。また、非球面レンズとUDレンズを採用することで、色収差や歪みを抑え、シャープな描写を実現しています。

描写性能に関しては、Lレンズならではの高い解像度とコントラストを誇り、特に建築写真では直線を正確に描写できるため、歪みの少ない撮影が求められる場面で活躍します。さらに、最短撮影距離が0.2mと非常に短いため、被写体に寄ったダイナミックな撮影も可能です。
【スペック】
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| マウント | キヤノンEFマウント |
| 対応カメラ | フルサイズEOSシリーズ、APS-C機 |
| 焦点距離 | 14mm |
| 最大絞り | F2.8 |
| 最小絞り | F22 |
| レンズ構成 | 11群14枚 |
| 絞り羽根枚数 | 6枚 |
| 最短撮影距離 | 0.2m |
| 最大撮影倍率 | 0.15倍 |
| 最大径×長さ | 約80mm × 94mm |
| 質量 | 約645g |
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