静岡県浜松市で買取させていただいた、Canon FD 800mm 5.6Lをご紹介します。
キヤノン株式会社は、1937年に創業された日本の多国籍企業です。本社は東京都大田区に位置しています。キヤノンは、カメラ、レンズ、プリンター、事務機、商業印刷機、医療システム、産業機器など、幅広い製品を提供しています。
キヤノンの社名は、観音(Kannon)から来ています。1934年、同社が開発した日本初の35mm焦点面シャッター式カメラに「Kwanon」という名前を付けました。観音は仏教における慈悲の神であり、この名前はカメラの成功を祈る意味が込められています。その後、「Canon」という名称に変更されました。

キャノン FD 800mm F5.6L は、1979年に発売された超望遠単焦点レンズで、キヤノンの FD マウントを採用しています。このレンズは、フィルムカメラ時代の FD マウントを持つカメラに装着可能で、特に Canon F-1 などのプロ向けカメラと組み合わせて使用されることが多かったモデルです。現代のデジタルカメラには直接装着できませんが、アダプターを使用することで一部のミラーレスカメラで運用することが可能です。

FD 800mm F5.6L の最大の特徴は、圧倒的な望遠性能です。800mm という長焦点距離により、遠くの被写体を大きく捉えることができ、スポーツや野鳥撮影、天体撮影などに最適です。L レンズシリーズに属しており、高品質な光学設計が施されているため、シャープな描写と優れた色再現性を誇ります。特に UD(特殊低分散)レンズを採用しており、色収差を抑えたクリアな画像を得ることができます。

このレンズは、開放 F 値が 5.6 であるため、明るい環境での撮影に適していますが、暗所では三脚の使用が推奨されます。また、最短撮影距離が 14m と長いため、近距離撮影には向いていません。フィルター径は 48mm で、レンズ前面ではなく、後部に装着するタイプのフィルターシステムを採用しています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
マウント | キヤノン FD マウント |
対応カメラ | FD マウント搭載フィルムカメラ |
焦点距離 | 800mm |
開放F値 | F5.6 |
レンズ構成 | 6群7枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 14m |
最大撮影倍率 | 0.057倍 |
フィルター径 | 48mm(リアフィルター) |
最大径×長さ | 約149mm × 577mm |
質量 | 約4600g |
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