熊本県南阿蘇村で買取させていただいた、MINOLTA MD 135mm 1:2 をご紹介します。
ミノルタ(Minolta)は、1928年に日本で創業された光学機器メーカーです。ミノルタは、カメラや写真フィルムの製造を手がけ、特に一眼レフカメラ「αシリーズ」やデジタルカメラ「DiMAGEシリーズ」で知られています。また、業務用複写機やプリンターの開発にも力を入れ、オフィス機器市場でも存在感を示しました。
2003年にコニカと経営統合し、コニカミノルタ(KONICA MINOLTA)として新たなスタートを切りました。現在は、複合機、プリンター、ヘルスケア機器、産業用計測機器などを扱う企業として事業を展開しています。

ミノルタ MD 135mm F2 は、1970年代後半から80年代にかけて登場した、MDマウント対応の望遠単焦点レンズです。焦点距離135mmという中望遠域でF2という明るさを備え、ポートレートや舞台撮影などに最適なレンズとして評価されました。マウントはミノルタSRシステムに準拠したMDマウントで、ミノルタのフィルム一眼レフカメラ(Xシリーズなど)に対応します。現在ではアダプターを介して、ソニーのαシリーズ(Eマウント)や富士フイルム、ニコンZなどのミラーレス機にも装着可能です。

映り方の特徴としては、絞り開放ではやや柔らかく、背景を大きくぼかした立体的な描写を実現。絞るとシャープさが増し、風景や静物にも対応できる汎用性の高さが魅力です。色乗りは温かみがあり、クラシカルな表現が得意。逆光には若干弱さがあるものの、フードの併用で補うことができます。135mmという焦点距離は望遠カテゴリに入り、広角レンズとは対極にある存在です。広角が風景や室内撮影に向く一方で、このレンズは圧縮効果を活かした表現が可能で、遠近感を凝縮させる描写に優れます。

ポートレート撮影では顔や背景を美しく切り取ることができ、人物の印象を強く際立たせるレンズです。開放F値がF2と明るいため、暗所や屋内でも撮影しやすく、浅い被写界深度による印象的な写真が得られます。ミノルタならではの光学性能と質感を楽しめる1本です。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| マウント | ミノルタMD(SR系) |
| 焦点距離 | 135mm |
| 絞り範囲 | F2 ~ F22 |
| レンズ構成 | 5群6枚 |
| 最短撮影距離 | 約1.3m |
| フィルター径 | 55mm |
| 重量 | 約460g |
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