長野県松本市で買取させていただいた、FUJI GA645Zi 55-90mmをご紹介します。
Fujifilm(富士フイルム)は、1934年 (昭和 9年)に写真フィルムの国産化を目指すため、大日本セルロイド(現・ ダイセル)の 写真 事業を分社化する形で、 富士写真フイルム株式会社 として設立されました。
Fujifilmは、カメラ、デジタルカメラ、X線写真、写真用フィルム、映画用フィルム、印画紙(プリント)、現像装置などの写真システム全般を製造・販売しています。さらに、複写機などのOA機器、ディスプレイ用フィルム部材、刷版、印刷システム、医薬品、医療機器、化粧品、健康食品、高機能化学品など、多岐にわたる製品を取り扱っています。

FUJI GA645Zi 55-90mmは、富士写真フイルムが1998年4月20日に発売した中判フィルムカメラで、GA645シリーズの最終モデルとして登場しました。6×4.5cm判のフォーマットを採用し、フィルムカメラながらも高い自動化性能を備えたプロフェッショナル向けモデルです。特筆すべきは、シリーズ唯一のズームレンズ搭載機である点。標準装備されているレンズは、スーパーEBCフジノン55〜90mm F4.5〜6.9(10群10枚構成)で、ステップズーム方式により55mm・65mm・75mm・90mmの4段階に切り替え可能。35mm判換算で約34〜56mm相当の画角をカバーし、スナップから風景、ポートレートまで幅広い撮影に対応します。

操作性にも優れ、プログラムAE、絞り優先AE、マニュアル露出、スローシンクロ対応の絞り優先AEといった4種類の露出モードを搭載。オートフォーカスは位相差+赤外線のハイブリッド方式で、精度と速度のバランスが良好です。フィルム装填はオートローディング方式で、DXコードによるISO感度自動設定(ISO25〜3200)にも対応。さらに、世界初の「圧板自動切替え機構」により、120フィルムと220フィルムの切り替えが自動で行われるという革新的な機能も搭載されています。

外装には軽量かつ堅牢なチタンを採用し、高級感と携帯性を両立。ファインダー内にはLED表示があり、露出値、AF距離、フラッシュ情報などが視認可能です。販売台数は公表されていませんが、ズーム機としての希少性と高性能から中古市場でも高い人気を誇っています。中判カメラの魅力を直感的に楽しめる、完成度の高い一台です。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 1998年4月20日 |
| フィルムフォーマット | 120/220フィルム(6×4.5cm判) |
| レンズ | スーパーEBCフジノン 55〜90mm F4.5〜6.9(10群10枚) |
| ズーム方式 | ステップズーム(55/65/75/90mm) |
| 撮影モード | プログラムAE/絞り優先AE/絞り優先スローシンクロ/マニュアル露出 |
| フィルム装填 | オートローディング、DXコード対応(ISO25〜3200) |
| AF方式 | ハイブリッドAF(位相差+赤外線) |
| 外装素材 | チタン |
| ファインダー表示 | LED表示(露出、AF距離、フラッシュ情報など) |
| その他機能 | 圧板自動切替え機構(120/220自動切替)、オートリターン巻き戻し |
| 販売台数 | 非公表(中古市場で高い人気) |
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