群馬県高崎市で買取させていただいた、Mamiya 645AF ズームレンズ 645 ZOOM AF 55-110mm 1:4.5をご紹介します。
Mamiya (マミヤ光機株式会社)は、1940年5月に東京都文京区(当時の東京市本郷区)にマミヤ光機製作所として設立されました。発明家の間宮精一の技術と、菅原垣二郎の資本を元にカメラ製造を開始しました。
1984年、海外でのカメラ販売を手掛けていた主要株主の大沢商会が倒産し、会社更生法に基づく更生手続きを開始。この期間中、35mmフィルムカメラ(ミラクルマウントを搭載したマミヤZEシリーズ)の生産を中止し、中判カメラの製造に集中しました。
その後、1992年マミヤ光機が釣具機器メーカーのオリムピックに吸収合併され、1993年社名をマミヤ・オーピーに変更。合併後も「Mamiya」ブランドのカメラは継続されています。

マミヤの645 ZOOM AF 55-110mm F4.5は、中判カメラ用のオートフォーカス対応ズームレンズで、Mamiya 645AFシリーズのカメラに装着可能です。発売日は2002年9月30日で、マミヤの中判カメラシステムの中でも汎用性の高いレンズとして登場しました。
このレンズは、Mamiya 645AFマウントを採用しており、Mamiya 645AFDなどのオートフォーカス対応中判カメラに適合します。焦点距離55-110mmは、35mm判換算で約34-68mm相当となり、標準から中望遠域をカバーする万能なズームレンズです。

映りの特徴としては、ズーム全域で高い解像度を維持し、シャープな描写が可能です。特にポートレート撮影では、背景のボケが美しく、被写体を際立たせる効果があります。さらに、広角側では風景撮影にも適しており、ダイナミックな構図を作りやすいのが魅力です。
最適な被写体としては、ポートレート撮影や風景撮影が挙げられます。広角側では広がりのある風景を捉え、中望遠側では被写体を引き寄せて撮影できます。また、オートフォーカス対応のため、動きのある被写体にも適しています。
このレンズは、中判カメラのオートフォーカスシステムを活かしながら、幅広い撮影シーンに対応できる万能なズームレンズです。ポートレートや風景撮影に最適で、シャープな描写と美しいボケを楽しめます。

【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2002年9月30日 |
レンズマウント | Mamiya 645AFマウント |
対応カメラ | Mamiya 645AFDシリーズ |
焦点距離 | 55-110mm(35mm判換算:約34-68mm) |
開放F値 | F4.5 |
最小絞り | F32 |
レンズ構成 | 11群14枚 |
画角 | 43°-23°(中判フォーマット) |
最短撮影距離 | 1.0m |
最大撮影倍率 | 0.15倍 |
フィルター径 | 67mm |
手ブレ補正 | なし |
絞り羽根 | 8枚(円形絞り) |
サイズ | 86.5×110mm |
重量 | 約870g |
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