0120-1212-25
福岡県福岡市で買取させていただいた、Mamiya Mamiya 6をご紹介します。
マミヤ光機株式会社は、1940年5月に東京都文京区（当時の東京市本郷区）にマミヤ光機製作所として設立されました。発明家の間宮精一の技術と、菅原垣二郎の資本を元にカメラ製造を開始しました。
1984年、海外でのカメラ販売を手掛けていた主要株主の大沢商会が倒産し、会社更生法に基づく更生手続きを開始。この期間中、35mmフィルムカメラ（ミラクルマウントを搭載したマミヤZEシリーズ）の生産を中止し、中判カメラの製造に集中しました。
その後、1992年マミヤ光機が釣具機器メーカーのオリムピックに吸収合併され、1993年社名をマミヤ・オーピーに変更。合併後も「Mamiya」ブランドのカメラは継続されています。
Mamiya 6（通称「New Mamiya 6」）は、1989年に発売された中判レンジファインダーカメラで、6×6cmの正方形フォーマットを採用しています。120および220フィルムに対応し、12枚または24枚の撮影が可能です。デジタルではなくフィルムカメラのため画素数は存在しませんが、販売台数は正確な記録が残っていないものの、プロ・アマ問わず高い人気を誇り、現在でも中古市場で高値で取引されています。
標準レンズとしては「Mamiya G 75mm f/3.5」が付属しており、他にも広角の50mm f/4、望遠の150mm f/4.5の交換レンズが用意されていました。これらのレンズはすべてレンズシャッター式で、静音性と振動の少なさが特徴です。
このカメラの最大の特性は、レンジファインダー方式でありながらレンズ交換が可能な点です。通常、レンズシャッター式ではレンズ交換時にフィルムが露光してしまう問題がありますが、Mamiya 6では「ダークスライド機構」を搭載することで、フィルムを保護しながらレンズ交換を可能にしています。
さらに、電子式シャッターと絞り優先AE（自動露出）を搭載しており、露出計はファインダー内に内蔵。ISO感度は25〜1600まで設定可能で、EV3.5〜18の測光範囲をカバーします。シャッター速度はB（バルブ）から4秒〜1/500秒まで対応し、すべての速度でフラッシュ同調が可能です。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 1989年 |
| フィルム形式 | 120 / 220（6×6cm判） |
| 撮影枚数 | 12枚（120） / 24枚（220） |
| 標準レンズ | Mamiya G 75mm f/3.5 |
| レンズマウント | Mamiya 6専用マウント |
| シャッター方式 | 電子式レンズシャッター（B〜1/500秒） |
| 露出モード | 絞り優先AE |
| 露出計 | SPD受光素子（EV3.5〜18） |
| ISO感度設定 | 25〜1600 |
| フラッシュ同調 | 全速同調（X接点、ホットシュー、PC端子） |
| ファインダー | 自動フレーム切替式レンジファインダー |
| 電源 | SR44またはLR44電池×2 |
| 重量 | 約1,150g（75mmレンズ装着時） |
| サイズ | 約155×109×106mm（75mmレンズ装着時） |
ニーゴ・リユースはMamiyaのカメラ・レンズを強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください！
思い出のつまったカメラ・レンズは、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。
どんなに古くても、壊れていても商品1点から直営店のスタッフが福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県の九州エリアどこへでもお伺いしますので、オーディオ楽器カメラの事はお気軽にご相談ください。