広島県大竹市で買取させていただいた、LINHOF TECHNIKARDANをご紹介します。
Linhof(リンホフ)は、1887年に機械工のヴァレンティン・リンホフによって創業されたドイツのカメラメーカーで、特にビューカメラや中判カメラにおいて世界的に高い評価を受けています。
精密で堅牢な作りや、カスタマイズ可能なレンズシステム、交換可能なパーツが特徴で、特に商業写真や風景写真の分野で使用されています。その品質の高さは、プロフェッショナルな写真家たちにとって信頼できるものとして、今もなお多くの支持を集めています。

リンホフ TECHNIKARDAN(テクニカルダン)は、ドイツの老舗カメラメーカー Linhof(リンホフ)が開発した高精度な大判ビューカメラで、スタジオ撮影とフィールド撮影の両方に対応できる柔軟性と機動性を兼ね備えたモデルです。1989年頃に登場し、プロフェッショナル向けの高級機材として限定的に流通しました。正確な販売台数は公表されていませんが、その精密な作りと耐久性から現在でも愛用者が多く存在します。

TECHNIKARDANシリーズには「S23」「S45」「S45s」などのバリエーションがあり、S23は6×9判、S45は4×5インチ判、S45sはS45を改良した後継モデルとして展開されました。特にS45は4×5インチ判フィルムに対応する代表的なモデルで、リンホフの携帯性に優れたテヒニカシリーズと、多機能なカルダンシリーズの特徴を融合させた設計が最大の魅力です。
このカメラの最大の特長は、アオリ機能(ティルト、スイング、ライズ、フォール、シフト)を駆使した精密な構図調整が可能な点です。建築写真では遠近感の補正、商品撮影では被写界深度のコントロール、風景撮影では立体感の強調など、専門性の高い撮影に柔軟に対応します。

標準レンズは固定されておらず、リンホフボード対応の多様なレンズを装着可能です。代表的にはシュナイダーやローデンシュトック製の90mm〜150mmクラスが好まれますが、実用的な範囲としては55mm〜400mmが目安です。専用アクセサリーを使用することで47mmの超広角から600mmの超望遠まで対応可能な拡張性を持ち、用途に合わせて最適なシステムを構築できます。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | Linhof(リンホフ) |
| モデル名 | TECHNIKARDAN S45 |
| 発売時期 | 1989年頃 |
| 対応フィルムサイズ | 4×5インチ判 |
| モノレール構造 | 3段テレスコピックモノレール |
| 支柱構造 | L型支柱 |
| アオリ機能 | ティルト・スイング・ライズ・フォール・シフト |
| レンズマウント | リンホフボード対応 |
| 使用可能レンズ範囲 | 55mm〜400mm(専用構成で47mm〜600mm対応可) |
| 標準レンズ | 固定なし(用途に応じて選択) |
| 材質 | 金属製(高精度加工) |
| 重量 | 約4.3kg |
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