【　結 果 発 表　】

たくさんのご応募ありがとうございました。
全国から寄せられた応募作品の中から、
見事に入賞された方々の作品を発表いたします。

ニーゴフォトコン大賞

【審査員コメント】

弊社従業員の投票が最も多かったこちらの作品を、大賞といたしました。
赤と白の閃光が飛び交う花火と、土手で花火を見つめる人々のシルエットが、華やかさと静寂を巧みに表現しており、『浸る』というタイトルに相応しい一枚です。
夏の風物詩である花火を背景に、人々がその一瞬に浸りきっている様子を見事に切り取っています。
観る者をまるでその場にいるかのような感覚にさせる臨場感や、時間の流れを忘れさせるような静謐さは『浸る』という言葉が持つ余韻や、夏の情景に溶け込む人々の姿が、どこか懐かしさと共感を呼び起こすそんな一枚でした。
審査員の間でも、構図の美しさと瞬間の捉え方に高評価が集まりました。

このような優れた作品が生まれたことは、花火大会という伝統的なイベントが、いまだに人々の心を惹きつける力を持っていることの証でしょう。
来年の芦田川花火大会でも、また新たな素晴らしい作品に出会えることを期待しています。

自然部門

【審査員コメント】

2年連続の受賞おめでとうございます。自然部門では圧倒的な投票を集め、色鮮やかな紅葉がひときわ目を惹きます。流れる滝に差し込む光が作り出す虹は、誰もが『美しい』と感じずにはいられない見事な一枚です。3つの要素がバランスよく収められたこの写真は、メインの焦点が非常に明確で、これからの季節を連想させるにふさわしい作品だと感じました。

またこの作品が評価された理由の一つは、季節の移ろいを完璧に捉えている点です。紅葉の鮮やかさ、滝の動き、そして虹の儚さが絶妙に融合し、見る者をその場へと引き込みます。
光と影が織りなす自然の美しさが、この写真全体に深みを与え、これから迎える秋、そして冬に向けて、この作品は心に残るインスピレーションを与えてくれました。
次の季節もまた、素晴らしい自然の瞬間を捉えた作品が撮れることを期待しております。

自由写真部門

【審査員コメント】

作品コメントにもあるように、まず目を惹くのは天の川が美しい星空です。輝く星空と大自然の雄大さが見事に表現されていますが、タイトルが示す通り『火サス現場』をイメージさせる瞬間は、まさに『自由写真』にふさわしいユーモアを感じさせる作品です。写真の上部に広がる美しい星空と、下部のおどけた雰囲気とのミスマッチが、当社の自由写真部門には見事にマッチしていると感じ、この作品を受賞作品として選びました。

自由写真部門は、その名の通り、型にはまらない自由な発想と遊び心を評価する場です。この作品は、風景写真としての完成度だけでなく、見る者に笑顔を届けるエンターテインメント性も兼ね備えており、まさにこの部門のコンセプトにぴったりの一枚です。

この作品を通して感じられる『自由』と『楽しさ』は、他の応募作品にも多く見られました。次回の応募では、さらに斬新でユニークなアイデアが集まることを楽しみにしています。